2013年12月25日水曜日

先生というインガなお仕事

今日も学校に訪問しています。

お会いした先生のお子様の体調が最近優れない
というお話をお聞きしました。

現在は高校をご卒業され浪人生でられる。
けれど、勉強が手につかない。

高校2年生までは学年でトップクラスの成績だった。

それがいろいろなつらいご経験があり、最近はそれが極まり、
ご自身の至らなさを責める気持ちが必要以上に強くなっておられる
ということでした。

先生は親として「これまで何もしてやれなかった。」と悔やんでおられました。

先生というお仕事は、
ご自身のお子様の体育祭や文化祭という晴れ舞台を
(つとめる学校の行事と重なるため)見ることができないんだな、
と改めて思いました。

この先生は、
学校を良くすることに、
子供たちを最大限にのばすことに、
そして、正しい方向で伸ばしていくことに、
全身全霊をこめておられる方です。

そんな子ども思いで厳しい先生が少し涙ぐんでおられるようでした。

私はお話をお聴きすることしかでませんでした。

でも帰ってきて今私が強く思いますのは、
先生のお子様には、
あのときの経験があったから今がある、
という将来が待っているのではないかと
ということです。

今日はキリストの誕生の日、新しい潮流が生まれる日であろうと思います。

このようなお話を打ち明けていただいたすばらしい先生と
やさしくて真面目なお子様の転機を思いながら、
クリスマスを祝いたいと思います。



2013年12月20日金曜日

「お互い様でございます」


先日、外出先でタクシーに乗りました。

この運転手さん、
頭髪は、染めたわけでもなく、ほぼ真っ黒。
声は、大きいわけではなく、ハリのある通るお声。
運転は、落ち着いていて、心底安心できる判断力と手さばき。

最初は何となく乗車し、寒くなりましたね、のような談笑しておりました。
そして、ふと年齢の話になり、お年をお聞きしますと、
なんと73歳とおっしゃるのです。
上記のような運転と容姿でしたので、どうみても50歳ぐらいにしか見えません。

これは何かを持ってられる方と思い、質問をこちらから繰り出すと、
⚫ご飯は、1日に、1食か2食。
⚫仕事は8時から15時まで。
⚫その後はゆっくりする。
⚫贅沢はしない。
⚫今の世の中はその気になればいつでも贅沢できる。
などを聞き出すことができました。

私は
今の世の中はその気になればいつでも贅沢できる。」
のフレーズがとても印象に残りました。

運転手さんは
⚫いつもはこのようなことは言わないのですよ。
ということでした。

降りる際、1170円の運賃でしたので、
1500円をこちらから出したのですが、
返ってきたおつりはなんと400円。
私はあわてて
「運転手さん、もらいすぎっ!」
といいましたら、

「いいよ!」
とのこと。

私は、
「おまえさん、素晴らしい人生を満喫しなさいよ!」
という運転手さんのメッセージなんだと思い、
そのご好意をそのまま受け取りました。

教えや気づきは、本当にどこにでもあるんだな。
今日も素晴らしい日常を過ごせています。
ありがとうございます。





2013年11月29日金曜日

柔よく剛を制す


大阪では、
「学校選択制」と学力テスト成績などの「学校別の情報開示」
が断行されている。

この取り組みの背景には、
⚫学校選びの際の判断材料となり、
⚫学校自らが変わろうとすること
への期待がある。

首都圏では、
私立中学校への受験者数が減少傾向にある。
これまでは私立のステイタスが高かったけれど、
保護者など受験サイドはそれを見直す動きとなっている。

例えば、
⚫本当に子供を伸ばす学校はどこなのか。
⚫自分の子供にとって適切な学校はどこなのか。
⚫教育実践を高い水準で学校全体で実践できている学校はどこなのか。
⚫忙しい時代に優先的に大切なことを示して安心させてくれる学校はどこなのか。
など。

大阪のように行政から強制されようとも、強制されなくても
⚫ニーズ対応を積極的にしながら、
⚫大切なことも同時に行動で示していく

そんな気概をもった柔軟な学校が
今求められているのかもしれません。

といいながら、学校だけでなく人間も同じだと気づきました。

今日も明日も自分も気概をもって柔軟に進んでいこうと思います。






2013年11月27日水曜日

自習の時代

先日9時からのNHKのニュースで、
「授業改革」という特集がありました。
佐賀県武雄市の小学校での「反転授業」が取り上げられていました。

日本の学校の授業では通常先生が講義を展開して授業を行います。
家庭ではその復習や練習問題の学習をします。
この役割を逆転させようというのです。

タブレットなどで基礎的な説明をうけ家庭で事前学習をします。
学校では4人ぐらいのグループをつくりわからなかったことなどを
教えあったり、理解を深める話し合いをします。

従来型では理解を深めることが子供個人に任されていて、
これが学力差につながっていたという反省にこたえる
取り組みなのです。

つまり、
子供たちが自習をする、ということがテーマになっているのです。
でも現実は授業外勉強の時間は少ない子供たちが多いです。

私が訪問した学校は、教科書とは別の教材システムを生徒たちに
提供して、生徒たちがそれをやらないといけないシステムをつくって
やらせていました。
進度表を示す、成績にも反映させる、などです。

すごいのは、
卒業した高校3年生ができなかったレベルの問題を
「今の高校1年生はやすやすとできる」というのです。

⚫やはり教えてもらうだけでなく
⚫自分で考えて四苦八苦しながら
⚫問題にチャレンジしていくことが
学力アップにつながることを
改めて痛感させられました。

「自習を生徒が必然的にやってくる仕組み」を
なんとしても導入したい
と思いました。


2013年11月25日月曜日

交換日記


「やりたいこと 」と 「必要なこと 」
を両立させるために一日をどう過ごすのか。
社会人でもできている人とそうでない人に分かれる。

これを子供の間から習慣化させようという取り組みがある。

見開きで一週間の予定を見通すことができる手帳。

先日訪問した学校では、
⚫一週間に一回は必ず先生にその手帳を提出し、
⚫先生はコメントをつけてその日のうちにかえす。
のように取り組まれていました。

⚫計画をたてる
⚫振り返る
⚫共有する
ということが実現します。

時間の使い手になれれば、
「一生にわたってつかえるツール」
となるのはいうまでもありません。

実際、生徒は自分の勉強時間や生活スタイルを
自分で見直す機会に
なっているのではないかと思います。

他の学校でも、熱心な先生であれば
ご自身の担当クラスで取り組まれている
ケースもあると思います。

この学校のすごいのは、
⚫これを全校一斉に導入し、
⚫全担任の先生がやっておられる。
ということです。

このようにシンプルにできることでも
学校全体でお取り組みになっておられるのは
非常にまれなケースです。

手帳甲子園という大会で、
学校の、そして、個人の最優秀賞の両方を
受賞されたとのことです。




2013年11月22日金曜日

SSH認定受けずにサイエンス教育


グローバル人材、サイエンス思考力などの養成を
叫ぶ論調が今や全盛となっています。

文科省認定のスーパーサイエンスハイスクール。
IBバカロレアスクール。
このような認定を受けての教育充実をはかる学校多い。

認定受けると
⚫予算もらえる、
⚫認定校として認知度があがる、
⚫コース新設もスムーズにいく、
⚫学校間の研究を共有できる。
このように、メリットがたくさんあるのです。

しかし、先日訪問した学校。

あえてこの認定を受けずに独自にサイエンス教育プログラムをつくってしまった。
というお話をお聞きしました。

理科の実験室、コストの高い機材、研究を専門とする人材。
可能な限り投資をされたとのことです。

しかも、すごいのはその注目度です。

生徒の研究報告会(説明会)などのイベントは、
入場制限を設けないといけないくらいの
希望者があるということです。

認定受けずとも必要な実践はできるという
私学の誇り、そして、使命の最大限の実践を感じます。

このほうが学校が考えたことの実践の自由度が高まり、
より効果の高い成果が得られると考えておられるのです。

大変なエネルギーのいる変革を
楽しく実践しておられる学校に
また出会えました。


2013年11月21日木曜日

本人も予期せぬ変身

サッカー日本代表が、ここ2試合良いパフォーマンスを発揮しています。
その要因の一つとして新しい選手起用が言われています。

見える部分の変化としてはまさしくその通りですね。
では、見えない部分の変化としてはどうなんでしょうか。

私は、監督の心境の大きな変化があったと感じます。
「自分が育てた選手をとりわけ信頼する」という気持ちから
「どの選手をも信頼する」という気持ちに変わったのではないか、
と思うのです。

そして、「選手を生かすのに自分ができることは何か」
を監督が考えるようになったと思うのです。

自分が主体になるのではなく
選手の能力やおおいなる運命に重きをおく心境、
スタンスになられたのではないでしょうか。

組織やチームのマネージャーとしてたいへん意義深い事象と思い、
ここにアップさせていただきました。

学校でも会社でも小さなとらわれを自ら解放し、
大いなるものに重きをおく組織が増えてきたように
思います。

私も今から心境をバージョンアップしようと思います。

2013年11月20日水曜日

出席簿をipadで

最近、教育ICTを活用した取り組みが色々なところで検討されています。

先日も以前よりよくしていただいている先生から
「出席簿をipadで行いたいけれど、何かいいシステムはないだろうか。」
というご相談をいただきました。

タイムリーに記録したものがそのまま成績表などのデータにつながると
先生方の煩雑さも軽減されます。

より良い教育を阻んでいる隠れた要因であろうと私は考えます。
あまり報道などでは取り上げられないですが。。。

さて、この「出席簿をipadで」という先生からの宿題ですが、
実はこれはいいシステムがあるんですね。

実際に導入した学校の先生から、
この会社さんは高い評価をもらってられます。

ご関心がありましたらご一報ください。

2013年11月14日木曜日

自分(あなた)はもう知っている

家庭学習を最近の生徒はしなくなったといわれます。
たしかにいろいろな学校で調査をしましても授業外勉強時間の少なさに驚くような数値がでることが多いように思います。
その原因としてあげられる一つが 携帯 です。
たしかに携帯をしている時間は長いようです。
これは子供の問題だけでなく大人でも当てはまります。
大人もついつい明確な目的もなく触っていることあります。

でも、本当に携帯をやりたくてやっているのでしょうか。

本来は違いますよね。本当は
⚫身体を動かしたい。
⚫趣味に没頭したい。
⚫人とおしゃべりしたい。
はあるだろうし、

人によっては
⚫家族サービスがしたい。
⚫社会に役立ちたい。
などもあるだろうと思います。

このことを体現させている教育機関が実際にあるのです。
そこから学んだことは、
⚫目的は何か。
⚫目的達成のルールは何か。
を本人が明確に認識すれば、勉強であろうが、なんであろうが、
楽しさが見つかり邁進するのだろうということです。

学年の最後の方の成績の生徒さんが90分間続けて勉強することを繰り返すのだそうです。

「自分(あなた)はもう知っている」

のではないでしょうか。

流されないでいこうと思うこの頃でした。


2013年10月31日木曜日

先生はタイムキーパー

信じられかもしれませんが、

先生がタイムキーパー役で指導はしない

という教育機関があります。

そう、教えないのです。

そこにたくさんの生徒さんが

集まってくるというのです。

成績はほぼ毎回9割以上が向上。

在籍期間を通算すると100%が向上。

生徒はしないといけないことを

知っているということなのでしょうね。

注意する必要なしですね。



みなさま、新しい自習形態や放課後講座を

考えているという方はご一報ください。

これからは自習の時代かもしれません。

驚くような仕組みとやる気を生み出しましょう。

2013年10月30日水曜日

見方をかえれば何でも楽しい

偏差値30伸ばす先生から学んだお話です。

最近の風潮として
一般試験で大学入試を突破するぞ。
道を極めて自分を脱皮させるぞ。
強行遠足のような大変な行事。
のような一見困難のようにみえることを避ける傾向があるように見えます。

この先生の塾は
センター試験勉強、定期テストの勉強、速読、書道。
のような困難を伴う講座が人気になります。

勉強や鍛錬というものはおおよそ楽ではない。
楽をしたいという気持ちから勉強などから遠ざかってしまっている現状がある。
でも勉強や鍛錬というのは自分を高めるプロセスであり、創造力やもっている力が試されるもの。
これら持って生まれた潜在力を使われずに終わるのは本来誰しもおもしろくない。
みんな自分を試したいのである。

先生は誰よりも強く意識してここに着目してられるのです。
そして、楽しく実践してみたら、あらあら不思議 
想像をはるかに超えるたくさんの人が寄ってきた。

こういう発想が必要なのかもしれないですね。

2013年10月28日月曜日

子どもの相撲大会

地元の子どもの相撲大会を見ました。
地元のいろんな小学校から希望者が参加する大会でした。
小学校1年生は全部で12名ぐらい。
うちの子は、
よく遊んでいる方ではあるけれど、相撲を普段からしているわけではありません。
それでも親ばかですね、けっこう勝てるかもしれないと参加させました。
子どもも張り切っていたのです。
が、結果は3戦3敗。

うちの子以外の11名は別の小学校の児童で、他の小学校では学校で相撲をやっているとのこと。
うちの小学校では相撲はやっていません。
みんなすごい身体の使い方が上手。身体の小さい子でも相手に頭をつけたり、まわしをつかんで投げたり、重心を低く、している子は成績も良かったように思います。

思ったこと
●相撲もコツがあるんだね。って今更ながら
●これからはうちの子も家で猛特訓だっ!!
●自分を振り返ると、運動不足かもしれない。
●大人も運動しないとね。
●新聞に「子供の運動不足」っていう記事を見つけた。
●新聞紙で遊ぼう、という図が掲載されていた。
●文部科学省のパンフレットから、って書かれていた。
●費用かからず、安全で、いろんな運動ができる。
●子供だけでなく大人も意識するといいんだよね。

知、徳、体。
と言われるけれど、このバランスについて考えさせられた出来事でした。





2013年10月25日金曜日

保護者の皆様へ 授業に真剣な学校をみつけるたった2つの質問

今回は、中学や高校への受験生をお持ちの保護者の皆様へのご提案でございます。

特に、
学校選びのポイントとして、

『授業改善に本気になっている学校』

を掲げておられる保護者の皆様に
ご参考いただきたいと思います。


①「授業アンケートをやっておられるかと思いますが、その調査項目の内容は何ですか。よろしければ、教えてください。」


②「各先生に結果がフィードバックされていると思いますが、その結果を学内教職員の間で共有化され、結果の検証と改善の話し合いがなされていますか?」

の2つです。

授業アンケートをやっておられても教員の行動改善につながる調査項目を設定している学校は意外と少ない。

そして、

どの生徒も同水準の授業を受けるのが普通であるはずなのにそのことを本気に実現させようとしている学校は意外と少ない。

と感じているからです。

でも、最大限の愛情を持って質問をしてくださいね。

ご案内 11月セミナー東京・京都開催

報道では、学力テスト学校別成績公表の是非が問われています。

子どもたちの学力の前提となるのが「授業力」

学校の授業力をどのように高めるといいかについて、研究を深めるセミナーです。

講義中心ですが、私学間の情報交換も予定しています。

ぜひご検討ください。

11月15日 金曜日 東京、11月18日 月曜日 京都

弊社ヒューマンリンクのHP

2013年10月24日木曜日

キャリア教育の課題 就職しないとわからない

私服の1、2年生も内定可能 就活イベント
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/syuukatsu/snews/20131017-OYT8T00687.htm

という記事を見つけました。

これはいいアイデア!!

と思ったので、アップします。

メリットとしては、
●企業の採用活動の精度が高まる。
●学生が社会に関わることが多くなる。
●ミスマッチが少なくなる。
●学生のモチベーションが高くなる。
●企業も学生も本物志向が強くなる。
などがあるかもしれないですね。

社会の課題と照らし合わせたとき、メリットが多いように思いました。

その先には、
就職ー学習ー職業訓練ー再就職を応援する社会、個人的には望みます。


学力テスト学校別成績公表の是非について

学力テストの学校別成績の公表が議論されていますね。
そして、都道府県によって対応が異なっています。

思うこと
●過去には議論さえされなかった内容が活発に議論されるようになった点は良かった。
●学校というところは「問題を起こさないこと」には注力されやすいが、「生徒を伸ばすこと」に「責任を感じてアクションを起こす人」が少ない現実がある。
●「伸ばすこと」に「意識」が向けられるようにするには、今回の学校別成績公表は、ある意味仕方のない方法なのかもしれない。苦肉の策ですね。
さらには、
●小中高での学力が問われることが多いけれど、大学や社会人など大人が本当は問われるべきかもしれない。
ということも感じます。
●今は都道府県によって対応が異なっているけれど、将来的には公表されることが普通になっていくような気がします。

また別の観点になりますが、
●学力問題が報道では近年取り上げられるけれど、他にもっと重要なことがあるかもしれない。
とも思います。

世の流れに任せるというのではなく、個人個人がしっかりと判断していくことが求められているのかもしれません。


2013年10月23日水曜日

人間復活

昨日の投稿について、読者のみなさまから反響がありましたので、その続きです。

偏差値30伸ばす、と紹介しましたので、
「どのような授業内容にしたのか」
とか、
「使用した参考書や問題集は何か」
とか、
に関連する関心(質問)が多かったようですね。

でも、この先生が偏差値が伸びた大前提として紹介されたのは、なんと

「生徒との信頼関係」

だったのです。

先生は、
「うちの塾によくきてくれる理由として考えられるのは、心の支えになっているから来てくれているんじゃないかと思うんです。」
とお話されました。

「お前なんか今すぐ塾をやめてほしいよ。」
というようなヒドイことも生徒に直接おっしゃるらしいです。

でも「生徒は泣きながら塾で勉強を続ける。」とのことです。

普通はヒドイことを言われたら、塾をやめようと思いますよね。

でも、塾を続けようと思うみたいです。

なぜこんなことが実現しているのでしょうか。

私は、
生徒との信頼関係が強固に出来ているから、ヒドイことを言われてもついていこうとされる、
ということではないかと思いました。

ようは、生徒を
「本気にさせる」ことに
「全身全霊を注いでおられる」
ということでした。

読者のみなさん、何か思われることありましたら、なんでもお寄せください。


2013年10月22日火曜日

偏差値30伸ばす先生

先日、偏差値30以上伸ばす先生の実践話をお聞きしました。
伸び幅が30ということは、例えば、もともと30だった生徒は60に、40だった生徒は70になるわけです。
これは本当にすごいですね。
でも当のご本人は「普通のことしかしていませんが。。。」とのことでした。

よくよくお話をお聞きすると、やはり際立って異なる実践をしておられることがわかりました。

そのポイントは、簡単に私なりにまとめますと、

生徒の「わかった!!」と「本当にわかった!!」の違いを
先生自身がすごく明確に認識しておられる。
ということでした。

「本当にわかった!!」に至らせるために何が必要かを考え抜き、
そして編み出したすごい方法がそこにはあったのです。

そして、その日はその全貌を教えていただきました。

まさしく、「その気」と「基礎学力」が不足している最近の子供たちの救世主と言えます。

この救世主はある塾の先生ですが、この塾は「入りたくても入れないほど希望者が多くなっている。」
とのことです。

探せばおられるものですね、すごい人が。
私もみなさんにあやかってがんばろうと思った次第です。

ご関心ありましたらいつでもヒューマンリンクまでご連絡ください。


2013年9月12日木曜日

ご案内 弊社イベント

センター試験をはじめとした入試の見直しが迫られています。

今後は、
生涯にわたって使える思考力が備わった本物学力が一層問われるようになると思います。

また周りとの共存(チーム力)も学校価値を高める上では重要度が増しています。

弊社の企画では、
私学の皆様には、3つの新企画イベントがあります。

●学校管理職の方には 全国管理職フォーラム①in東京 10/2 有料
●学校管理職の方には 全国管理職フォーラム②in東京 10/3 有料
●東海~九州地方の方には 経営・教育セミナーin京都 10/8 無料

いずれもHPには掲載していません。

ご関心ある方は、ヒューマンリンク 巴(ともえ)までお問い合わせください。

ヒューマンリンク
電話075-212-7015
メールtomoe@humanlink.info

2013年3月7日木曜日

生徒募集。在校生満足。良いご報告をいただきました。。。

本日は、10数年以上のお付き合いのある学校より、うれしいご報告をいただきました。
「最終手続きを控えていて入学者が確定したわけではないので、まだまだ予断を許さない。」ということでしたが、

「この3月上旬までの受験者数や手続者数でみると、良かった前年よりもさらに良い状況になっている。」ということでした。

このようになった理由を詳しく質問してみますと、大きくは2つのことをあげていただきました。

①生徒募集の各活動(ツール、イベントなどの)のコストパフォーマンス分析
②在校生の学校への愛校心(ロイヤリティ)の向上

特に、私が印象に残りましたのは、

「②の在校生の学校への愛校心(ロイヤリティ)が高くなると、世間の本校への評判がよくなるんですよね。個人的にはこのことを実感しております。」

というお話でした。

『世間の人』 と 『在校生』 は必ずしも同じではありません。
むしろ、それほど接点が多いとは限りません。

にもかかわらず、ここに明確な相関関係があるというのが先生のお話なのです。

『選ばれる見えない理由』がまさにここにもあった!! ということですね。

ちなみにこの学校の在校生の満足度指数ですが、

「本校に入学して本当に良かったですか?(満足していますか?)」の質問項目について、
4つの選択肢(たいへん満足、どちらかというと満足、どちらかというと不満、たいへん不満)で
在校生にお答えいただく形式で、

「たいへん満足」「どちらかというと満足」の2項目の合計がなんと、
今年度95%になったそうです。

知名度をあげる取り組みも必要ですが、肝心なのは「在校生にどうかかわって」「どのような心持ちを醸成するか」にあるのかもしれません。

他の学校様からも良いご報告をお待ちしております。

(ここからご案内でございます)
この先生にもご参加いただいていた講座を2013年度も開催します(4月以降)
東京・京都 開催
生徒募集リーダー、募集担当者向け実践講座(4回講座)
VOL1 アピールポイント・募集ツールの強化 4/19東京、4/22京都
VOL2 拠点開拓と訪問活動の違い 5/17東京、5/20京都
VOL3 募集イベントの成功要因 6/14東京、6/17京都
VOL4 2学期以降における軌道修正 7/12東京、7/16京都

中身の強化にはこんな講座もあります。
クラス担任力養成講座(オープン型) 東京会場 3/21.22
クラス担任力養成講座 学校単独開催は随時 ご希望に応じます

『活気あふれる学年会・クラス』をつくりましょう!! 進学実績は後からついてくる。


 現場に本物のリーダーを!! 名古屋・広島・仙台・東京の各会場 
中堅教員研修会【135校の参加実績】
2013開催要項決定!!(2013年度4月~)
各会場3~5校の開催です。お早目にご検討下さい。

『学校の盛衰はリーダー教員の力量・構想・実行に決定される』  8回連続講座



2013年3月1日金曜日

学校選び その学校のことを一気に明らかにする質問

先日、東海地方の学校に訪問しました。

教頭先生にお時間をいただいたのですが、
「今度学校内で行われる予定の教職員研修の準備をしておられる。」ということでした。

詳しくお聞きしますと、
「本校創設者の建学の思いを今によみがえらせたい。」ということを語っていただきました。

●これまでは創設者の熱い想いを学校が忘れてしまっていて、受け継がれてこなかった。

●それを今に復活させ、各先生が生徒や保護者の皆様に熱く語れるようにしたい。

●そのために、まずは自分が研究をして文書化し、それを教職員研修で発表するんだということでした。

超多忙な中、文献研究や文書作成に取り組まれたようです。

そして、極めつけは、この学校の創設者のご子息に会いに行かれ、創設者の建学の精神をよみがえらせたいという熱い想いを語られ、創設者にまつわる文献やお話をお聞きになったそうです。


『創設者の思いや行動がなければ、学校は存在しなかった。』

『今自分たちがあるのは創設者によるものであるのだ。』

この当たり前のことにこの教頭先生は、気づき、感謝をし、身をもって示そう、とされているのです。

みなさんが学校選びをするときは、

「貴校の建学の精神について、お話していただけますか?」というご質問を学校にしてください。

その学校のスタンスが一気に明らかになります。

熱く語ってくれる学校は、本当に大切なことを胸に日頃から子供の教育に当たられていることでしょう。

勉強面などが注目される世の中ですが、このブログ読者のみなさんは、大切なことをセンターに据えて良きパートナーを見つけていただきたいと思います。


2013年2月13日水曜日

『前向き度』と『生徒募集』は比例する?

本日は、東海地方の私立学校様に訪問します。
以前より長くお付き合いいただいている学校様からご紹介いただいた学校様です。

新しくご紹介を受けた学校様からは以下のようなお話をいただいております。
●授業を一層充実させたい。
●生徒を伸ばす学校であるために授業はより重要になる
●授業アンケートをやってきたが一層効果のあるものを検討したい
●生徒のニーズ・保護者のニーズ・社会のニーズに応える学校にしたい
というものでした。

この学校様はスポーツクラブが全国的に有名です。
にもかかわらず、スポーツの活躍に満足するのではなく、さらなる高みを目指しておられることがここから伝わってきます。

このような学校様とご縁をいただきましたので、張り切って訪問したいと思っております。
●弊社の授業アンケートシステムのご紹介
をはじめ、
●私立学校としてのあり方、など
展望のあるお話合いをしてまいりたいと思います。

「このような学校様は社会から強く求められるだろう」とわたしが勝手ながら思い、
先日お電話にて教頭先生に今年度の生徒募集についてお聞きしましたところ、
「今年度の生徒募集は、うれしい悲鳴をあげるほどの状態です。。。」
ということでした。

やはり、社会のニーズを学校が察知しそれに“前向き”に応えようとされている学校は、
生徒募集の状況もいいという事例がここにもございました。

学校改革は数字を出すばかりでなく、今この瞬間の意識と言動が大切だと
改めて思いました。

●学校改革総括セミナー(東京・京都・仙台・福岡にて開催)
http://www.humanlink.info/130108soukatuseminar.pdf

●生徒募集ランクアップセミナー(東京・京都にて開催)
→京都会場は、『わずか』です。お急ぎ下さい。
http://www.humanlink.info/130108boshuseminar.pdf

ご関心ある方、もしよろしければ。。。
お待ちしております。


2013年2月6日水曜日

2月 弊社主催の私学経営セミナー ご案内

九州のある私立高校の校長先生と電話でお話しました。

「●生徒募集・授業アンケート、すべてヒューマンリンクのセミナーで聞いたことを実践している。
●結果は上々。
●今月の京都のセミナーにも参加するよっ。
●飛行機チケットとりました!!」
とのこと。

うれしいご報告をいただきました
v(^∀^)

ほんとうにありがとうございます。

今月のセミナー 特別企画

●学校改革総括セミナー
http://www.humanlink.info/130108soukatuseminar.pdf
●生徒募集ランクアップセミナー
http://www.humanlink.info/130108boshuseminar.pdf

ご関心ある方、もしよろしければ。。。
お待ちしております。


2013年2月1日金曜日

授業アンケート いやいややるのではなく、前向きに実施する

今回は、私学の先生方に向けて書いた文章です。

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このブログには、「ホーム」画面と「授業アンケート紹介」画面があることをご存じでない方は意外と多いのかもしれません。

「ホーム」画面の上部にページを切り替えるところがあり、そこに「授業アンケート 特色」と「授業アンケート 詳細」があります。

このたび更新をいたしましたので、お時間があるときに、弊社の授業アンケートシステムをご存じの方もご一読いただければうれしいです。

今回は以下をぜひご一読ください。

時代は、やはり『見える努力』から『見えない努力』に変わっているようです。

以前は、「校舎新築」「制服新調」をすれば、その年とその翌年ぐらいは、ほぼ例外なく、入学する生徒数は伸びていました。
が、今や校舎新築でも入学者を増やせない事例も出てきています。

さらには、「進学実績」が伸びていれば、入学する生徒数は増えると言われています。
が、これについても、そうともいえない事例が出てきています。

大事なことは、
外部から見える成果だけでは魅力的でない場合がある

ということです。

外部からは見えないところで努力している学校が

これから脚光をあびることが考えられます。

見えない努力をしている先生の特徴は、
●忙しい仕事も普通にこなし、生徒と接する時は、溌剌としている。
●生徒のちょっとした変化にも気づくのが早い。
●生徒同士の関係性について動向を察知している。
●生徒のかかえる課題についていつも生徒と共有している。
●社会情勢に敏感で、社会問題と教育問題をつなげて考えることができる。
●世界情勢に敏感で、世界問題と教育問題をつなげて考えることができる。
そして、
●学力が伸びる授業をいつも研究している
●学力が伸びる授業をいつも展開している
●授業の発展におわりがなく、いつも切磋琢磨している
こんな感じです。

こんなことはなかなか外部の人からは見えてこないのです。
でも、そうやって努力している学校もなかにはあるのです。
そういう学校はすでに芽をだしているし、あるいは、今は芽を出していなくても今後は大きく伸びるのは目に見えています。

授業アンケートに踏み出していない学校の大半は、「現実」を受け止める領分が足りません。
授業アンケートを実施して授業改善に生かすのは、今の社会では普通のことになりました。
余分な感情を脇において、アンケート結果を授業改善に生かしましょう。
外部からは見えない努力ですが、これが学校評価につながるのです。

こうやって、今回あえて書かせていただきましたのは、なかなか実行しにくい部分を後回しにしていると、

見えない努力をしている学校との間に、
知らず知らずに大きな差がついてしまうから

でございます。

そうなっては、学校だけが不利益を被るわけではありません。
学校にかかわる生徒・保護者・卒業生・学校関係者にまでその影響は及ぶでしょう。

●世間から迫られ、いやいやはじめては最悪の結果を招くだけです。

●世間から迫られる前に、学校が、先生方が、積極的にこの「現実」を受け入れ、そして乗り越えていただきたいです。

その上で、

●教育のプロである学校が、教員が、「理想」とする教育を世に示していただきたい

そう強く願います。


2013年1月28日月曜日

みなさんの意識がそのまま学校改革につながります

学校と塾に通うことが普通になっていますね。
世間の人は、このことを不思議に思っていないけれど、よく考えてみると、この『ダブルスクール』ってもったいないかもしれません。
というご提案をしてみたいと思います。

学校では「基礎力」、塾では「受験力」をそれぞれ養うというおおざっぱな言い方をすればこのようなすみわけができているといえると思います。

各ご家庭は、この現状をそのまま受け入れている状況です。

しかし、学校で「基礎力」と「受験力」を養成してくれるならばそれに越したことはありません。

これまで塾に通っていた夕刻~夜間に、各自が任意で好きなことに打ち込めるのです。

でもこんなこと本当にできるの?という声も聞こえてきそうです。

でも最初からあきらめてしまうこともなさそうです。

学校の立場(生徒募集の面)からみてもこれはたいへん重要です。

首都圏では私立中学校への志願者が年々減少しています。

この2013年も減少傾向に歯止めがかかっていないようです。

その理由は経済的なものもあると分析されていますが、『生徒を伸ばす』という本物の評価を受けていない学校は十分には募集成果が上がらなくなってきたということも言えると思います。

これまでは私学人気が世間にあってその流れで私学に志願者が集まっていました。

が、その首都圏における私学人気という流れが近年変わってきたことはみなさんが感じておられる通りです。

実成果をきちんとあげないとその学校へ入学する理由がないというシビアな見方になってきているのではないでしょうか。

そこでみなさんにご提案です。

●学校の皆様と一般の皆様(生徒、保護者のみなさま)が学校変革の意識を持ちませんか?
●この「本物思考力(基礎力)」と「受験力」を一気に身につけることができる教材システムがあるのですが、その
出口汪の論理エンジン学研MyGAKという教材システムを学校へ導入し、学校で「本物思考力」と「受験力」をつけてしまいませんか?
●もっといえば、学校の近くの塾の先生が学校に教えに行ってもいいわけですよね。

というご提案です。

ご家庭での団らんや自分の時間を十分にはつくれないという時代。

中学生や高校生や保護者のみなさんと学校がともに当事者意識をもち、よりよい学校生活をおくっていただきたいなと思います。



2013年1月25日金曜日

中学高校の学校選びの新基軸 『家庭訪問』???

みなさん、中学や高校の学校選びをされる際にどのようなことを念頭にしておられるでしょうか。
・学習面の体制
・進学実績
・学校行事
・クラブ活動
みなさまそれぞれお考えがあるだろうと思います。

これらのことにおおいに関連することとして、至極単純なことですが、最近思いますことをご紹介します。

最近、桜宮高校の問題が世間を騒がせています。
とりわけ入試取り止めの是非が議論されています。
もちろんこのこともとても大切なことです。

そしてもっと大切なことは
『自殺にまで至ってしまった要因は何なのか』
という議論ではないでしょうか。

体罰があった時点において、
「なぜそのようなことをしているのか」
「本当にその体罰は必要なのか」などについて、
●先生と生徒、
●先生と保護者、
●先生と校長先生など、
がお互いに共有できて(知って)いればこんなことにならなかったかもしれません。

マスコミでは十分に報道されていませんのでわかりませんが、
『お互いのことを知る』
ということが十分になされていなかったかもしれません。

先日伺った大阪の私立高校では、
うまくいかない問題があれば、
『先生が家庭訪問をして話し合う』
ということを学校で決めておられるとのことでした。

そして、家庭に訪問すれば、
『先生は家庭のことがよくわかるし、
家庭は、先生が家まできてくれたということで、
先生の人柄などを安心して見ることができる。』
ということでした。

言われてみれば当たり前ですが、多くの学校では実践されていないのではないでしょうか。
(高校生になってまで家庭訪問という意識があるからなかなか実行できていないですね。。。)

このようなことを考えますと、
『お互いのことを知る』ことが大切ではないかと思うのです。

みなさんも学校選びをされる際に、いろいろな説明会などで
「貴校では先生の各家庭への家庭訪問はされておられますか?」など
ご質問してみられるのもいいかもしれません。

もう今年度は入試のシーズンですので、来年度に受験を控えた皆様へ。



2013年1月23日水曜日

キャリア教育 貴校の取り組みのアイデアに

経済産業省と文科省が、共同事業として推進しているものに、「キャリア教育」があります。

近年は、企業と学校が連携をして行う様々な取り組みがあります。

企業が学校に出向いて、生徒のみなさんに体験していただく、お話を聞いていただく、など、いろいろな実践があるようです。

先日、その

第3回キャリア教育アワード 「優秀賞」「奨励賞」が発表されましたので、そのページをご紹介します。


全部で13部門が受賞しました。
具体的にどのようなものがあるか、それぞれのページをご覧いただくだけで、貴校のご参考になるのではないかと思います。

関東はまた雪の予報のようですね。
本格的な冷え込みが続きますが、お身体ご自愛ください。


2013年1月16日水曜日

大阪での授業アンケート

ヒューマンリンクのfacebookがスタートしました。
教育に関する内容が中心ですが、これに限定せずいろいろな情報を発信していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

ヒューマンリンクのfacebookページ
http://www.facebook.com/pages/Humanlink/471474889557288

以下は、本日1月16日の内容です。

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今日の関西圏のいくつかの朝刊では、大阪での授業アンケート導入の再検討または中止に関する要望書が市民団体から提出されたことが記事になっていました。

「授業アンケートをする前に、教材研究がしっかりできる環境を整備すべき」という意見には個人的には賛成です。

しかし、要望書にあるように
「▽教員が自分の評価項目ばかりに目がいき、子どもに寄り添った指導や教員間の連携がおろそかになっていく」
「▽生徒が教員への「嫌がらせ」などとして活用する」
「▽児童生徒の名前を明記するため不利益を被る不安がある」
といった点については、実際に授業アンケート処理を代行している立場から言うと、必ずしもそうはならないと感じます。これらは、あまりにも生徒への信頼を欠いた意見、もしくは専門家としての教師を貶める意見ではないかとさえ思います。

一方で、府教委が示した回答にも注意が必要です。それは、
「▽校長が児童生徒らの受け止め方を知る手段の一つとして活用し、評価に直結しない」
「▽課題のある教員を把握した場合は、校長らが授業観察や面談をし、年間の成長なども考慮しながら評価する」:
「▽アンケート用紙は校長ら管理職しか見られないよう扱う」
というものでした。これらは至極まっとうな回答であると思います。では、なぜこうした回答で満足が得られなかったのでしょうか。それは、一言でいえば、信頼されていない、ということでしょう。別の言い方をすれば、ステップをまちがった、ということです。
端的に言えば、先に大きな抵抗を経ての教員評価の導入がありました。運営上の矛盾も充分には解決されていないのではないでしょうか。そうした状況の中で、今回の授業アンケート導入の話がでてきました。誰もが、授業アンケートは教員評価と結びつくと考えるでしょう。

アメリカでは、生徒の成績の伸びと連動した教員評価の導入を連邦政府や財団が進めようとしています。しかし、そこにある様々な矛盾点がすぐに指摘されています。これは、授業アンケートや授業観察といった様々なデータを用いても完全には解消しないでしょう。

では、アンケートや授業観察は意味のないことなのでしょうか。違うと思います。それは、教師が専門家として自身の実践を省察し、他の教師と協働してより良い実践を志向する際、貴重な材料となるものだと考えます。

「授業評価がやってくる」と、恐怖心を持って迎えられた5年前とあまり状況は変わっていないとすれば、私たちにできることは何か、と考えさせられる記事でした。

2013年1月9日水曜日

新年おめでとうございます。新政権で教育はどう変わる?

新年おめでとうございます。

時期(とき)がうつるのが本当に早いですね。
年末に選挙があり、政権が変わりました。
まだ、ひと月たっていませんが、かなり前のことのように感じます。

さて、自民党政権が復活して、教育改革が一休みするという見方もあるかもしれませんが、現実は一休みにはならないと私は思います。

民主党政権は改革イメージが先行した感があります。現実問題を十分に吟味する時間がなかったのかもしれません。

今回はこの同じ轍を踏まないよう、現実を踏まえながら必要な改革をする時代に入ったのではないかと思われます。そうであるならば、本格的な改革が始まる元年となる可能性が高いということになります。

教育における改革とはどのようなものでしょうか。

やはり本物の人間を育てる教育になろうかと思います。塾と連携しての募集、大学と連携しての進路拡大ということももちろんあっていいわけですが、連携にエネルギーが注がれると、肝となる部分がなおざりにされる傾向が多かったように感じます。

論理的思考力、対話力、表現力、世界的見識、体力、倫理観。

各教科における論理的思考力を身につけると同時に、上記についても身につけるということを「家庭でも」「学校でも」「個人でも」実践することが今迫られています。

今年も大きな課題を乗り越えるべく目の前の課題に邁進したいと思います。

今年最初のセミナーは2種類の特別企画です。
ご参加ご検討ください。

2月 学園本部・校長のための『学校改革総括セミナー』(講師;稲葉人司)
京都・博多・仙台・東京の4会場にて開催

ー 場所を変え、ゆったりと時間をとり、学校改革を総括してみませんか? ー

2月 管理職・募集リーダーのための『生徒募集ランクアップセミナー』
(講師;稲葉人司)  京都・東京にて開催

ー 確実に・安定的に生徒募集の成果を上げるための一貫した考えに基づく体系的募集技術 ー



本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。