2015年11月4日水曜日

学校への不満を積極的にあぶりだす?

今回は、在校生の保護者会をするときのアイデアをご紹介したいと思います。

①事前に保護者へのアンケートで「学校への不満」をヒアリングする。

普通は、不満をヒアリングすることさえしないケースが多いと思いますが。
あえて、これをするのです。

そして、
②不満ランキングの高い内容を保護者会のテーマとする。

普通は、これら不満に対して学校が説明する。としてしまう。

けれども、そこの発想を転換して、

これら不満点について、保護者自身に考えてもらうという保護者会にする。
というものです。

例えば、「スマホの取り扱いについて学校の対応が厳しすぎるのではないか」という
テーマが不満上位にあがってくることがあります。

それについて、なぜ現在のような対応をしているのかを『学校が説明する』

のではなく、

●スマホの学校でのあるべき対応、について『保護者に主体的に考えてもらう』

というのです。

●対立構造ではなくともに考えるパートナーとなるのです。

このように議論を重ねた結果は、
●保護者が考えるスマホの取り扱いは学校が考えたものとほとんど同じになる
ケースが多いようです。

保護者にも『主体性』が求められる時代、
このような発想があるということご参考いただければと思います。




2015年6月11日木曜日

自ら動く

『新テストをきっかけに躍進する広報戦略~実践講座』は
4回のシリーズで展開しておりますが、
これまでにご参加の先生方とのお話から感じることは
・新テストを基軸にした学校改革に真摯なスタンスであられる
ということです。


一方、
参加されていない学校の先生は
「新テストは眉唾ものである」と様子見をされておられる方も
多くおられます。

実際には新テストがどうなるか具体的にはまだわかりません。

ただ大事なのは文科省の一連の提唱は、
グローバルに差し迫られた必然の内容である
という点です。

文科省が主観的に押し進めてわけではないということです。

やらなければ日本は世界に遅れをとってしまうだけです。
日本は世界のリーダーになるべきタイミングで、反対に遅れをとってしまうのです。
このことをみすみす許してしまっていいのでしょうか。

このように考えれば
・新テストの動向如何に関係なく
・私学が『自ら動く』
というそういう時代になったということではないでしょうか。

よろしければ本広報戦略講座お問い合わせください↓↓
http://www.humanlink.info/150424kansou.pdf


2015年6月10日水曜日

宝が今眠りから覚めるとき


最近のセミナーでテーマとして取り上げることの多いものとして、
『建学の精神』があります。

『建学の精神』は私学ならたいていどの学校にでも存在します。

が、この『建学の精神』を
本気で実践していると自信をもっていえる学校はどれだけあるのでしょうか。

例えば『自立』という建学の精神をもつ学校があったとします。
・この『自立』が実現している生徒の割合は数字でどれぐらいなのだろうか。
・その数字は過去と比較して増えているのか減っているのか、どうなのだろうか。
・もっといえば、その『自立』している状態はどうやって判断しているのだろうか。
という疑問が生まれるわけです。

教育は測りにくい部分があるということを理由に、なんとなくこんな感じ、というようにしか判断してこなかったのではないでしょうか。
とても大事なテーマなのに本当にこれでいいのかという思いが去来します。

ここで一番伝えたいことは、不平ではなく次のような具体的な提案です。

・『建学の精神』に『自立』があるのだからそれをもっていない学校に比較して『自立』を意識する教員や生徒が多いのだと予想しますが、もっと具体的に『自立』に意識が向くような取り組みはないのだろうかというものです。

『自立』している状態にも『段階』があるのではないでしょうか。
もしそうならば、その『段階』を具体的に評価できるような内容に表現するといいのかもしれません。

『段階』が明確になれば、生徒は自分の段階を自覚し、今後の目標にできるようになります。
先生は指導の目標にでき、生徒との個別面談でも目標を共有できるようになります。
これまでは客観的指標としてはほぼ教科における成績だけでしたが、学校が本来目指すべき『建学の精神』にも客観的指標ができるようになります。

そして、新テストとの関連づけです。
新テストが求めているのは単純な学業成績でなく、グローバル人材であるかどうか、です。
貴校の『建学の精神』はこの新テストと密接に重なっているはずです。
これを見直すことが今求められているのではないでしょうか。

今年度に入ってからの弊社のセミナーではこのことを具体的に提言していますので、ご関心ございましたら、お問い合わせください。
http://www.humanlink.info/150522kansou.pdf


2015年6月8日月曜日

新テストは私学に有利なのか

最近、いろいろなセミナーや講座を開催しています。

その中でもリピーターの多い
『新テストをきっかけに躍進するための広報戦略~実践講座』を
http://www.humanlink.info/150524kouhouvol2.pdf
東京にて開催いたしました。

生徒の思考力・主体性・グローバル交渉力などに取り組もうとされている学校様が参加されました。
新テストの詳細は明らかにされていないですが、新テストの概要は示されています。
詳細が明確になるのを待つのではなく、今から取り組もう、検討しよう、という学校様の意気込みを感じた会合となりました。

特に、
『私学には断然有利となる』という弊社からの提言に勇気をもってお帰りになられたことうれしく感じました。


参加者皆様のご感想は
http://www.humanlink.info/150522kansou.pdf
ご参照ください。

次回の『新テストをきっかけに躍進するための広報戦略~実践講座』は
『募集イベントは百花繚乱となる』です。

お問い合わせは、上記の「参加者皆様のご感想」の用紙をお使いください。

2015年5月7日木曜日

ずっと残っている3つの言葉

また一人校長先生がご退任されました。
良い結果もそうでない結果もすべては自分に原因があるんだな、ということを気づかせていただいた先生でした。
つらいことも苦しいことも自分がつくりだしている、ということのようです。
校長先生のお話から私の中にずっと残っている言葉を3つに絞って以下に書いてみました。

①成果を出すことにこだわらず、元気をだそう
②やるべきことを暗い顔してやるのではなく、明るい顔してやるべきことをやってみる
③生徒はもう知っている

①は、本末転倒になってしまっている学校が多いことを指摘するものです。
進学実績やその他の教育成果は大事なので出すことは大切であるけれど、
それを目指すことで元気をなくしてしまっているのではないだろうか。
というものです。

②は、「やるべきこと」というのは義務を伴います。その義務を果たすときに「やらされ感」が
出てしまう傾向があります。その「やらされ感」を一掃して、突き抜けた明るさで「やるべきこと」
をやってしまおうよ、という提言です。
実際にこのことを意識するだけで気の乗らない仕事もあっという間にできてしまいます。

③は、生徒は大事なことを知っているのだから、「教える」というよりも、「大事な生活をすることを応援する」というかかわり方にシフトしようよ、という提言です。
実際にシフトした後の方が教員側も生徒と関わることがとても楽しくなったと聞いています。

今でさえ「探究」「生徒の主体性」など叫ばれ生徒の自主活動を促そうとする動きがありますが、当時は「指導」という側面がまだまだ強い時代でした。
そんななか、「生徒はもう(すでに)(大事なことを)知っている」と確信され、生徒を完全に信頼するというシステムを作り上げられたのです。

この校長先生の格言と実践は今後なお受け継がれ、一層光り輝いていくのだろうなと思います。



2015年4月30日木曜日

本当に今年度のスタートを切ってもいいのですか?

「本当に今年度のスタートを切ってもいいのですか?」

本校はこのビジョンに向かって、この実践で生徒を伸ばすのだ!!
という本気で考え抜かれた、かつ、教員集団が自信を持った
『学校のビジョン―実践体系』が存在するのが
あるべき姿だと思われるのですが、

意外と「これなら伸びる!!」と自信をもっていえる取り組みに
なっていない学校が多いように思われます。

これがあってはじめて生徒を迎えスタートを切れるはずなのですが、
忙しさにかまけてこれがないままに授業やクラス運営など教育活動を
展開しているというのが現状かもしれません。

「これなら伸びる!!」という取り組みを編み出さなければなりません。
教員同士がもっと『大事(大切)なこと』を話し合う機会が必要かもしれません。

重要な会議と称して色々な会議がありますが、上記以上に重要な会議はないと思われます。
振り返ってゴーといきましょう!!

そうすれば、まだまだ光り輝く学校になるということなのかもしれません。

2015年4月28日火曜日

新学力観と広報戦略

新年度が始まりはや4月が終わろうとしています。

弊社の活動も
・中堅研修
・担任研修
・論理エンジン
・マイガク
・クリティカルシンキング
など従来からのものに加え、

・新しくなった各種経営セミナー
・ビジョン策定
・ルーブリック策定
など新しいラインナップが加わり
追われるような毎日を過ごしております。

今回はそれらの中から4月24日に東京にて開催しました
広報戦略実践講座の参加者のご感想を紹介します。

皆様、文科省が推奨する新学力観に向けていよいよ本格始動といった意気込みが感じられました。

皆様の熱意に応えられるよう今後も鋭意努力をしたいと思います。

4月24日開催のVOL.1『アピールポイントが劇的に進化する』参加者のご感想【弊社の各種セミナーお問い合わせはこちら】


2015年4月3日金曜日

頭がフル回転の授業

先日ある学校で英語の授業を拝見しました。
基礎固めと応用力をつけることを狙いとし、学研マイガクをフルに活用した授業でした。

3分解説を見る(聴く) → ペアワークで生徒自身が解説する → 練習問題を解く

これを3度繰り返します。

授業の最後にはチェックテストがあり、合格点は90点以上。

不合格者は放課後に再チャレンジとなっています。

上記の授業の流れから授業展開を想像していただくとおわかりと思いますが、

息つく間もなく生徒は50分間授業に集中していました。

そして、生徒は頭をフル回転で使っていました。

「他の通常授業に比べると生徒が自分の頭で考える時間がとても多い。
よそ見をしている暇は一瞬たりともない。」
ということでした。

生徒が自分で考えるから考える力がつくし、模試などの成績も伸びる。

ただ、まだまだ「教え込む」授業がどの学校でも多いのが現実です。
「教え込む」のも大切ですが、「教え込む」だけではわかった気になるだけで、
自分で「できる」わけではありません。

ポイントは、
・生徒が「主体的に」「考え」「説明し」たり、
・各回の授業においてできるようになったかを毎回「数字で」確認する
ような授業が展開されていることではないでしょうか。

すごい授業をみることができたいへん勉強になりました。


2015年3月13日金曜日

学校選び 気をつけること

学校の仕事をしている中で以前から気になることは
教員の戒めの意味を込めて
「組織の一員としての責任を果たさなければならない。」
と言われることが多いということです。

実際、
生徒指導一つとっても指導の基準が教員によって異なることが多いです。
教科指導(授業)も教員によって指導スキルや成績の伸びが異なります。


教科をあげて取り組む
学校をあげて取り組む
学年をあげて取り組む

組織をあげて取り組む
このことが何年も前から学校では課題なのです。
実際は、これが今でもできていない学校が大半です。

どの学校も課題と感じてはいますが、改善することへの真剣さが
足りないと思われます。

受験生や受験生の保護者の皆さんは、学校選びの際、

「教員によって生徒の伸びが異なる現状はあると思いますが、
その差はどれぐらいですか。その差の小ささが分かるデータが
あればオープンにしませんか。」

という質問や提案をされるといいと思います。

少しいじわるな質問かもしれませんが、
教育を受ける側が学校教育に責任をもつ時代です。
最大限の思いやりをもって学校に関わりましょう。

その学校の本当の中身が分かるかもしれません。

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外を知る

本日、東京の全国研修交流会がありました。

このイベントは私学の先生に講師として学校の実践をご紹介いただくものです。
今回の学校は、すごすぎて記事にするだけでは信じてもらえないのですが、
数字では語れない成果が数多くあります。

その一端ですが、例えば、
・新しい実践でも反対する先生は誰もいない。
・生徒指導の足並みがストレスなく揃っている。
・生徒も教員も底抜けに明るい。
・「これが守れなければ教員という職を変えてください」と公言しても
問題になるどころか、それが当たり前の風土となっている。

このような学校の校長先生にお話しいただきました。

このような成果が上がる理由について、参加者からの質問が相次ぎました。

講師の先生からは、いろいろなお取り組みをご紹介いただきましたが、
その中で私がこれだと思いましたのは

・教員は外を知らないから知ってもらうように、
研修や他校に5名ほどで派遣してきた。
・本当にいろいろなところにお世話になってきた。

というお言葉でした。

外を知らないと現状でいいとなってしまうのかもしれません。
反対に外を知ると危機感や新しい価値を生み出す必要性を
自らもつようになるのかもしれません。

研修最初は表情が硬かった参加の先生が
帰る頃には何かを決心されたような表情を
されていたのが印象的でした。

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2015年3月10日火曜日

正しさよりも共感できるテーマ

組織の発展を考える時
現状の課題を特定しその課題に最適な方法を考えます。
合理的な方法を考えようとするものです。

先週ある学校で学校ビジョンについてのセッションを
持ちました。
丸一日、いや、二日経っても、話し合いを終えようとは
されないのです。
今よりも良い学校にしたいという教員の思いが次々と
湧き上がるのです。
日頃表明しないことをメンバーの前で表明する。
本当の自分を表現するのです。

見ているとこのような話し合いをもっともっと持つといい
のかなと思いました。

そして、必ずしも現状課題を解決するのに最適なものでは
ないように見えました。
それでもチームメンバーが心底共感できるビジョンができ
つつあるのかなと思いました。

『正しさ』よりも『共感できる』ビジョンや実践を
共に考えていきたいと思った体験でした。

本日は広島で新学力に関するセミナーです。
満席でご参加いただけず申し訳ありません。
また企画しますのでお待ちください。

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2015年3月5日木曜日

学力問題における核心的解決策一つみつけたかな?

昨今、探究する力、情報を活用する力の重要性に焦点が当てられています。
生徒主体の活動や課題研究などに取り組むいいとされています。
これが十分にできるとたいへんいいですね。

そして
これと同時に重要になるのが基礎学力の定着だと思われます。

ある学校の中学3年生(学力上位生徒)に中学学力の基礎学力を診断するテストを受けてもらいました。そうするとごく基本的な問題を理解していないという結果。
この学校に特有なことではなく類似の事例がどの学校にもおこっています。

このままですと、
基礎学力が十分でない生徒が「探究」する。
ということになりかねません。

順番としては1.基礎学力  2.探究。
が正しいのではないでしょうか。

具体的にはどうすればいいか。
一度取り組んだ内容をスパイラルに何度も学習することを
学校カリキュラムに課さないといけないのではないでしょうか。
現状はこれが課されていなく、大半の学校では実践されていません。
よって
上記のような基礎学力が不足していて高校で学力向上しないという生徒が
多くなっていると考えられます。
課された単元を普通にカリキュラムに組み込んでこれを先取りしているのが現状です。

学校選択をするときには、

1. 探究するための基礎学力定着のスパイラルカリキュラムがあり、
2. この培われた知識を使って「探究」することに取り組んでいる。

このような学校を見つける意識をもつといいかもしれないですね。

今度上記の学校で授業見学会を開催します。
スパイラルカリキュラムと探究の両方に取り組むことにチャレンジしておられます。

今から筆者自身が楽しみです。

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2015年3月4日水曜日

新テストをきっかけに躍進するセミナー締切のお知らせ

卒業式がおわりホッとするのもつかの間、
年度末はどの学校も多忙な時期です。

今年度の締めくくりから新年度への準備。
新入生が確定すれば新年度への準備が一気に加速します。

そのような中、弊社も例にもれず多彩な企画となっています。

中堅研修、担任研修、授業アンケート、広報講座、
新テスト対応の新学習システム、授業見学会、などなど。
(この中にはまだご案内できていないものもございます。)

これらの中の
新テストをきっかけに躍進するセミナー[広島開催]
は、お申込み多数で満席となりました。

ありがとうございます。

今後も新しい企画をどんどん行ってまいります。ご期待ください。
また、ファックスやメールでのご案内を行っております。
ご希望の方は弊社までお問い合わせください。




2015年3月1日日曜日

かけがえのない日常


卒業式シーズン到来ですね。
卒業式真っ只中の学校に訪問していました。
授業をもっと良くすることに私も共に取り組んでいる学校です。


お会いした先生はいつもより増してあたたかい表情をしておられました。
そして、涙腺が緩んでられるように私には見えました。

学校は空っ風が吹いていましたが、卒業生たちは名残り惜しむように談笑し
その姿はやはりあたたかい雰囲気に包まれていました。

泣いても笑っても、
制服を着る・仲間と共に登校する・勉強する・喜怒哀楽を共にする
のは今日を最後にもうありません。

毎日当たり前のように着ていた制服を
明日から着ることはもうないのです。

すごくすごく寂しく思うと同時に、
自然も世界も自分も否応なしに変化していっているんだ
といつもより強く感じた今日でした。

また、

別れは生徒だけではありません。
30年以上もその学校一筋でられた先生が異動されるというのです。
その学校を離れ、他の学校へ。
お顔は笑顔でしたが、記憶が蘇っておられるようでした。

ということは。。。

毎日悔いのないように生きよう
本当に良かったと後から振り返れるように生きよう

胸が熱くなる1日でした。


2015年2月27日金曜日

屈託のない笑顔と段違いの訪問回数

私立中学の生徒募集はどの学校も
色々と創意工夫をしておられます。

例えば、
ツール、イベントは楽しいものから
役立つ情報が得られるものまで
どの学校をとりましてもきっと
飽きることはありません。

私もそのようなアイデアや企画立案を
意識することが多いのは事実です。

が、そのようなことに注力をするのではなく
驚くような成果を挙げられた学校があるのです。

この学校様とは10年以上も活動をご一緒させて
いただいているのですが、個性ある先生が多く
それが良い方にいく時代とそうでない方にいく
時代があると筆者は感じておりました。

それが今年は良い方に出ました。
入学者前年比で2倍の成果となったのです。
地方では異例のことです。

何が良かったのか?
校長先生から活動のお話を聞いて私が思いましたのは、
⚫️屈託のない笑顔での学校訪問、塾訪問を
段違いの回数で繰り返したから
です。

確かにこの校長先生とお会いしていますと
お会いするだけでこちらも元気になるのです。

原点に帰ってシンプルにできることを楽しくやる

この大切なことを気づいた瞬間でした。

ことばの力

広島で全国研修交流会を行いました。
講師をお願いしたのは東海地方の校長先生です。
講師の先生からは、
①はじめに
②“教師の信念”が学校風土をつくる
③“教師集団の姿勢と力”が優れた指導を生む
④“教師の責任”が教育力を高める
⑤“教師の思い”は素晴らしい
⑥お礼のことば
というお話を賜りました。

ご講演を聞かれたご参加の先生からは
●なぜそのように改革スピードがはやくできるのか
●なぜそのように先生方のベクトルがそろうのか
●その具体的な手順や意図されたことを
お聞きしたいというご質問を数多くいただきました。

その答えは、
●校長への提言も何でも言えるような雰囲気をつくる
●いつも学校の課題にたちかえる
●いつも生徒の成長が第一という原点にたちかえる
●教員側の都合で考えがちな傾向を教員側が自覚する
●課題解決に向かうであろう取り組みならば立ち止まらず実践する
とお話をお聞きし筆者は考えました。

風通しが非常にいいのですね。
無理なものは無理と校長に提言できた上でできあがるプランニング
なので負荷のかかる取り組みであっても教員みなさんは無理をして
でもがんばるという風になるのではないかと思いました。

3月には東京の全国研修交流会があるのですが、
広島の会合で私が特に印象に残った言葉の一部をあげておきます。

「生徒の成長が第一」「より高きを目指して」
「正々堂々とたちむかう」「建学の精神の暗誦」
「卓越した学校への道」「優れた教育実践校をめざして」
「進歩してやまない気概と教育への情熱」

また数多くの私学の先生方にお出でいただき、
各先生方からもすばらしいお言葉とご姿勢を
いただき、私にとりまして貴重な1日となりました。

本当にありがとうございます。