2015年2月27日金曜日

屈託のない笑顔と段違いの訪問回数

私立中学の生徒募集はどの学校も
色々と創意工夫をしておられます。

例えば、
ツール、イベントは楽しいものから
役立つ情報が得られるものまで
どの学校をとりましてもきっと
飽きることはありません。

私もそのようなアイデアや企画立案を
意識することが多いのは事実です。

が、そのようなことに注力をするのではなく
驚くような成果を挙げられた学校があるのです。

この学校様とは10年以上も活動をご一緒させて
いただいているのですが、個性ある先生が多く
それが良い方にいく時代とそうでない方にいく
時代があると筆者は感じておりました。

それが今年は良い方に出ました。
入学者前年比で2倍の成果となったのです。
地方では異例のことです。

何が良かったのか?
校長先生から活動のお話を聞いて私が思いましたのは、
⚫️屈託のない笑顔での学校訪問、塾訪問を
段違いの回数で繰り返したから
です。

確かにこの校長先生とお会いしていますと
お会いするだけでこちらも元気になるのです。

原点に帰ってシンプルにできることを楽しくやる

この大切なことを気づいた瞬間でした。

ことばの力

広島で全国研修交流会を行いました。
講師をお願いしたのは東海地方の校長先生です。
講師の先生からは、
①はじめに
②“教師の信念”が学校風土をつくる
③“教師集団の姿勢と力”が優れた指導を生む
④“教師の責任”が教育力を高める
⑤“教師の思い”は素晴らしい
⑥お礼のことば
というお話を賜りました。

ご講演を聞かれたご参加の先生からは
●なぜそのように改革スピードがはやくできるのか
●なぜそのように先生方のベクトルがそろうのか
●その具体的な手順や意図されたことを
お聞きしたいというご質問を数多くいただきました。

その答えは、
●校長への提言も何でも言えるような雰囲気をつくる
●いつも学校の課題にたちかえる
●いつも生徒の成長が第一という原点にたちかえる
●教員側の都合で考えがちな傾向を教員側が自覚する
●課題解決に向かうであろう取り組みならば立ち止まらず実践する
とお話をお聞きし筆者は考えました。

風通しが非常にいいのですね。
無理なものは無理と校長に提言できた上でできあがるプランニング
なので負荷のかかる取り組みであっても教員みなさんは無理をして
でもがんばるという風になるのではないかと思いました。

3月には東京の全国研修交流会があるのですが、
広島の会合で私が特に印象に残った言葉の一部をあげておきます。

「生徒の成長が第一」「より高きを目指して」
「正々堂々とたちむかう」「建学の精神の暗誦」
「卓越した学校への道」「優れた教育実践校をめざして」
「進歩してやまない気概と教育への情熱」

また数多くの私学の先生方にお出でいただき、
各先生方からもすばらしいお言葉とご姿勢を
いただき、私にとりまして貴重な1日となりました。

本当にありがとうございます。