今回は、在校生の保護者会をするときのアイデアをご紹介したいと思います。
①事前に保護者へのアンケートで「学校への不満」をヒアリングする。
普通は、不満をヒアリングすることさえしないケースが多いと思いますが。
あえて、これをするのです。
そして、
②不満ランキングの高い内容を保護者会のテーマとする。
普通は、これら不満に対して学校が説明する。としてしまう。
けれども、そこの発想を転換して、
これら不満点について、保護者自身に考えてもらうという保護者会にする。
というものです。
例えば、「スマホの取り扱いについて学校の対応が厳しすぎるのではないか」という
テーマが不満上位にあがってくることがあります。
それについて、なぜ現在のような対応をしているのかを『学校が説明する』
のではなく、
●スマホの学校でのあるべき対応、について『保護者に主体的に考えてもらう』
というのです。
●対立構造ではなくともに考えるパートナーとなるのです。
このように議論を重ねた結果は、
●保護者が考えるスマホの取り扱いは学校が考えたものとほとんど同じになる
ケースが多いようです。
保護者にも『主体性』が求められる時代、
このような発想があるということご参考いただければと思います。