2014年12月1日月曜日

ベクトル合わせ 無意識のうちに諦めてしまっていませんか?

現代において学校に求められているのは、

●教員が『自分自身が変わること』に『本気であり続ける』こと

であろうかと思います。

それを高いレベルで実現している学校に実践紹介いただくのが
弊社主催の『全国研修交流会』です。

11月28日に東京にて開催されました。

・学校全体の取り組みでも必要なものは、わずか1か月間で導入。
・後退教員の特徴「逆らわず、ただ頷いて、従わず」
・「当たり前」のすりあわせ
・ベクトル合わせ すべての教育活動は「学力を伸ばす」「人間性を高める」
・校長は学校担任。「学校担任だより」を定期発行。朝礼3分使う。
・「自ら変わると決心」したある担任教員のお話

など、すばらしくて力強いお話をたくさんお聞きしました。

私は、冒頭にご紹介した
●『自分自身が変わること』に『本気であり続ける』こと
というのはなかなか難しいと感じておられる人が多いと思います。

そのような中、いとも簡単に実践しておられるこの学校様に
“突き抜けた感”を感じました。

そして、私は今回の研修会にて以下のようなチェック項目を自分に向けました。
・教員の都合で内容が決定されていないか
・教員間のベクトルが同じ方向か
・本当にやりたい教育を無意識のうちにあきらめてしまっていないか

自分にとってたいへん意味のある研修交流会となりました。


2014年9月12日金曜日

ストレス回避からの脱却



8回シリーズの中堅教員研修会を毎月1回開催中。
九州の学校から東北の学校まで多くの先生方にご参加いただいています。
上記シートはこの研修で毎回使われる『セルフイノベーションシート(自己革新)』です。

研修は、ちょうど折り返しの4回を終了したところで、各学校に中間報告にうかがっています。

ある管理職の先生から
「以前は新しい提案があった場合に、職員会議でも穏便に事を運ぼうという風潮があった。
けれど、最近は、ストレスを乗り越えてでも新しい価値や実践を生み出すのが普通、というように変わってきた。」
とお話がありました。

人間誰しも新しいものチャレンジには、ストレスを感じるものです。
そのストレスを組織(学校)全体が楽しめるようになったとおっしゃるのです。

この学校、何かダイナミックなことがおこりそうな予感です。

2014年9月11日木曜日

こうすれば苦手は克服できる!!

学研マイガクなどを使って偏差値を飛躍的に伸ばしている
千葉県の塾(19BOX)の安藤賢孝先生執筆の
学習参考書が発刊になりました。

苦手・つまづき・伸び悩みは、
自分の独りよがりから来ているのかもしれません。
と改めて考えされられました。

高校生のみなさん、ご参考に。。。


安藤式 つなげてわかる高校数学I: 解き方のフォームを矯正する (中高教科をつなぐシリーズ)



安藤式 つなげてわかる高校英文法: 解き方のフォームを矯正する (中高教科をつなぐシリーズ) 



2014年9月10日水曜日

知っているのに使っていない?


学研マイガクで学習しておられる学校に訪問しました。
『知っているのに問題を解くときには使っていない知識が山ほどある。』
というお話を先生や生徒さんからお聞きしました。
このことを少しでも改善するために学校で学習合宿もされたということです。
1日9時間、すごいですね。


2014年4月8日火曜日

スーパーグローバルハイスクール

文科省のスーパーグローバルハイスクール(SGH)の認定校が発表されました。
↓ ↓ ↓
http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/sgh/__icsFiles/afieldfile/2014/03/28/1346060_01_4_1.pdf

長くお付き合いいただいている学校が
数多く認定を受けられたのですが、
これらの学校の中心となっている先生方とお話していると
『大変だけれど充実している』という振動が伝わってきます。

●何度も何度も会合を開いて学校としてグローバル教育の在り方を議論しているよ
●この会合に出席しているとワクワクしてきてとても楽しいよ
●もし認定受けなくても高いレベルのグローバル教育は展開するつもりだよ
●文科省のヒアリングはひやひやしたけれどやることはやってきた!!
などのお話を私にされておられました。

私にお話いただいても学校にとっては特にメリットもないわけですが、
無条件に活動されていることを熱心にご紹介されるのです。

結果的には、このような学校は認定を受けられました。

『真剣さ』と『期待をしたくなる教育実践』が
文科省にも伝わったのではないかと考えます。

一方で、
チャレンジをすることさえしない、あるいは、できない学校があるのも事実です。

受験する側も振動(充実)していれば学校説明会などで
先生や生徒の様子をみるだけで、
中身の充実しているすごい学校と
共鳴する可能性は高いと思います。

普段から大変なことをかるく乗り越え充実してまいりましょう!!



2014年4月4日金曜日

募集の要諦

先日ブログで募集成果が上がったというご報告を
いろいろな学校様からいただいているというお話を
紹介いたしました。

これらの学校様が最初から生徒募集が好調だった
わけではありません。

うまくいくようになった学校に共通するのは
「不確定要素」を
「確定要素」に変えた
ということです。

例えば、
・勉強中心の学校特色を打ち出したけれど、これがどこまで効果があるか。
・前年よりも募集イベント回数を増加させたけれど、本当に効果あるか。
・デザイン重視の学校案内パンフレットに変更したけれど、あまくみられないか。
・新しいコースをつくったけれど、自校の他コースから生徒をもってくるだけでないか。
など、見極めが難しい『不確定要素』が生徒募集には数えきれないくらいございます。

これらの『不確定要素』を
「これなら大丈夫!!」と
自信をもって言えるように
見極める視点をもつこと
が大変重要と思われるのです。

そうすると、
●効果的な取り組みを
●継続的に実践でき
●継続するから外部にも認知され
●学校のファン層が拡大
するのです。

うまくいっていない学校は、
●よい募集活動などの取り組みが
●途中でやめてしまわれたり
●狙いがなんだかよくわからなくなってしまったり
という風になっているのです。

この確固たる視点をもつには
●それなりの裏付けのある考え方と事例が必要になります。

一度ともに研究を深めましょう!!

ヒューマンリンク主催 生徒募集実践マスター講座
http://www.humanlink.info/140401masterall.pdf



2014年4月3日木曜日

「組織で取り組む」というのはどういうことか?

組織で取り組まないと駄目だ。
などのようにいわれることが多いと思います。
といいながら、
本当の意味で組織で取り組まれることが
本当に実現している学校は少ないのが
現状ではないでしょうか。

組織の取り組みが実現しないことの理由として、
●主体者に最初からイメージがないこと
があるのではないかと思います。

もちろんイメージは大抵お持ちであるのですが、
『具体的なイメージの保有』となると
分かれると思われます。

●そもそも組織で取り組むというのは具体的にどういうことか?
●組織内の誰がどういう実践していることを言っているのか?

先日訪問させていただいた学校には
他学園にはないすごさがありました。

学内研修のご依頼をいただいているのですが、
研修を滞りなく実施するだけでなく、
●研修実施前に、参加教員に学園としての期待を正式に伝える
●管理職が毎回参加して一緒に学習する(そして、世話役となる)
●校長、教頭だけでなく法人を含め20名の管理職が研修企画・運営に携わる
ということを心得・実践しておられるのです。

これらから、われわれは、
・研修に関わる人数の多さと
・事前準備の周到さと
・管理職もともに学ぶ姿勢
というポイントを学ぶことができます。

できていない組織が多いのですが、ポイントはその気になれば
今すぐにでもできることばかりです。
私は、本当に勇気づけられました。

また以下のことも同時にされておられるので、参考に掲載します。

●研修の議事録を毎回残す
●1年前の研修参加教員へのフォローの研修をする
●研修中に見つかった学校課題をすぐに解決する
●半年前から研修計画を練り、狙いと予定を策定する
●学園の中期計画の一環として研修を組み入れる
などでございます。

すごさを生み出すのは大きなことばかりではありません。
小さな成功ポイントを見出し粛々と実践することで大きな果実を生む
ということを目の当たりにしました。

この学校で実施いただくヒューマンリンク中堅研修
http://www.humanlink.info/131205chuuken2014.pdf


2014年3月28日金曜日

受験力を今すぐつけてしまう


大学受験などの
一般入試突破の基礎力を
習得するのに有効なツール

それは

学研マイガクだ!

なんの説明もなくおもむろに
結論らしき出だしに
みなさん戸惑われましたか?

なにがいいってマイガクには

正確な理解や思考が問われる
小テストが
単元別(小学から高校まで)に
ついている

のです。

例えば中学3年生。
きちんと手順を踏めば
大学受験基礎力を自分で習得できます。

小学〜中学3年生の単元の小テストを
45くらいやります。
1日1題だと45日でできます。
これで中学単元の受験基礎力完成。

高校単元はまだ学校授業では習っていませんが、
マイガクには動画があります。
1日で1単元で全40単元を40日でクリア。

実際模試ですごい成績をとる生徒さんも
おられました。

高校生であろうと中学生であろうと
極力早いタイミングで大学受験基礎力を
習得してしまいましょう。

あとは自分の望むものに時間と神経を
使いましょう。


2014年3月26日水曜日

中堅(柱)育てば学校揺らがず

今年もいろいろな学校様から
進路や募集についての良いご報告をいただいています。

たとえば、
・昨年より70名入学者が増加した。
・定員を8年連続で確保した。
・5000人を大きく超える生徒に受験いただいた。
・国公立合格100人を超えた。
・医学科合格6人が出た。
などなどです。

実は、これらの学校様は、弊社の中堅研修参加校なのです。
『積極的には手を出そうとしない学校改革』に
現場教員が率先して実行されているというのが
共通項です。

管理職ではない現場の先生が現実と理想の両方の実現に
まっとうされた結果と考えられます。

このような状態になられた学校は相対的に盤石だといえると
思われます。

管理職が指示を出さなくても現場から改善の施策の提案が
あがってくるのです。

「現場の雰囲気は最高潮となり成果は自ずとついてくる」

というお話もございました。

今年度も中堅研修は、オープン講座・学校内講座の両方を
行います。

ご関心ございましたら、こちらを用いてお問い合わせ下さい。


2014年3月18日火曜日

恩返しの習慣化

他者貢献の大切さを教育理念に据える学校は多いです。

確かに、
・学校行事でクラス活動
・クラブでチーム活動
などは学校でよく実践されています。

が、勉強面で『他者貢献』がなされている学校は?

・授業では個々の生徒が先生の話を聞く
・自習では個々の生徒が自分の勉強をする

というように他者貢献の場があまりないのが現状ではないでしょうか。

しかし、
勉強面での他者貢献を本気で取り組んでいる学校があったのです。

生徒が仲間同士で教えあって成果を高めているというのです。

「自分の勉強時間を仲間に捧げる」
わけですので非効率だと一見思うのですが、
実際は思わぬ相乗効果を産んでいるとのことです。

今まさに

⚫『他者貢献』をテーマに学力向上に真摯に取り組む時代
⚫恩返しが習慣になるように学校やあらゆる局面で取り組む時代

なのかもしれません。


生徒の自習力向上

「習ったことが定着しなければ全く非効率」

という考えにピッタリとはまる実践をしている学校があります。

4時間目の授業を『完全自習』にしている、とのことです。

勉強の仕方や習慣を定着させるに有効であることは言うまでもありません。

生徒に勉強の機会や教材を提供することは今のテーマかもしれません。


2014年3月17日月曜日

逆転発想の自習

先日ユニークな自習を実施している学校に伺いました。
それは、「どんな質問でさえも全く受け付けない」というものでした。
16:30~19:00までは完全なる自習。
しーん、とした状態で黙々と学習が進められる。

普通は、
・わからない箇所
・なにを勉強すればいいか
・勉強の方法
などの質問に答えてあげて、自習を円滑にしようと考えます。

が、この学校は全く反対のことを実践しているというものでした。

その方が
●集中力はあがる
●自分でなんとかしようという自力がつく
●発想力もつく
●自立・自律が促される
ということでした。

実際、最新の実績で、京都大学の合格が出た、というご報告も受けました。

いつでもご相談ください。
もしくは、
貴校の事例を教えてください。

よろしくお願いいたします。


2014年3月15日土曜日

実態の伴わない結果向上を求めるな!!

校長が説明会などで

学校のアピールはせず

今の世界で大切なこと
子どもたちへの願い
自分たち教員集団の変わろうとしているスタンス

を紹介。

イベントでの校長の挨拶を簡単に終えるのではなく、
しっかりと考えやスタンスを伝える。

ということを6年間継続。

200名台だった入学者が400名以上になったというお話を
聞きました。

学校として現代にどう向き合っているか。

ここのところの違いが結果を分ける時代になったのかもしれません。

2014年3月10日月曜日

正しく見直す生徒募集

生徒募集の総点検と来年度に向けての準備の時期ではないでしょうか。
7日金曜日に東京にて「生徒募集ランクアップセミナー」を開催しました。

マーケット全体の受験動向を正しく把握することも重要ですが、
弊社では特に「自校募集活動の見直し」を多方面から分析することで、
成果向上の可能性を探ろうということを重点的にご紹介いたしました。

以下は、そのセミナーの一部抜粋です。
以下表題の「募集活動の結果を正しく分析する」という部分。

ご参加の先生からは、
「この点が本校ではできていない。
良い活動が途中からなされなくなってしまったりしている。」
というお話をいただきました。

またこのようなセミナーを地方でも開催してほしい、というご希望もございました。

みなさま
良い学校が評価されるよう募集活動をがんばっていただきたく思います。

[セミナーレジュメの抜粋]
3.改善ポイント① 募集活動の結果を正しく分析する
(1) イベント立案に関するデータ
① 開始時期の検討に必要なデータ
 →地域内でのイベントスケジュール一覧を作成する/参考資料① 
 →地域内で全体の1/3が開催したタイミングを中心に考える
 →早期イベントの歩留り率、受験生シェア率を加えて開始時期決定する
② イベント実回数の検討に必要なデータ
 →自校イベント別歩留り末データを作成する/参考資料②
 →目標リピート回数を算出し、+1~2回が実回数の目標数となる
 →早期イベント歩留り率は低くても構わないがシェア率は重要視すべき
③ イベントの内容(告知方法)の検討に必要なデータ
 →イベントごとのリピート参加率を算出する
 →リピート率が20%以下、あるいは60%以上であれば要注意
 →適切なリピート率は30%~40%前後だと考えられる
(2) 拠点開拓に関するデータ
① 中学校、塾別の募集イベント参加人数(シェア率)
② 中学校、塾別の受験者数、入学者数(シェア率)/参考資料③
③ 中学校、塾別の学力上位層生徒の受験者数、入学者数
 →特進コースなどの受験者数に置き換えてもよい
④ 中学校、塾内の生徒向け(保護者、教員向け)プレゼンテーション回数
⑤ マスコミでのパブリシティ掲載回数
(3) ツールの有効性を分析するために収集すべきデータ
① イベント動員(認知促進)ツールとしての利用度データ(生徒、保護者)
② 意志決定ツールとしての利用度データ(生徒、保護者)
③ ツール別の費用対効果(コストパフォーマンス)データ
 →新入生(保護者)向けアンケートを実施することでデータを収集する

2014年2月24日月曜日

生徒を信頼することをあらゆる場面で

以前に、
生徒を完全に信頼して、先生が注意からサポーター役に転換したら、
見事に生徒の素行が変わった、という事例を紹介しました。

これを生徒の自学自習に応用しようという試みが始まっています!!

「今の生徒は授業外学習時間が少ない(やらない)。」
という声を聞きます。

これは、
生徒の問題、社会の問題にしているケースが多いです。

教育する側の問題として取り組めば大きな成果が期待できるかもしれません。

具体的な方策がすでにいろいろとございます。

必要がございましたらいつでも学校に伺います。

お声掛けください。

2014年2月4日火曜日

最後の最後は本人次第

先日ある学校様の教科指導研究会にご一緒させていただきました。
先生方が10分間の模擬授業を先生方の前で実施するというものでした。
先生の皆さん、とても授業が上手でした。
教えにくい単元だったのですが、それをわかりやすくご説明されていました。

が、生徒さんの学力は思ったようには伸びていないということでした。
その原因は何だろうという議論になりました。
色々と意見がでてそこで出た一つの結論は

⚫生徒が自ら勉強することの大切さを
生徒一人一人に伝えていないのではないか

もしくは、
⚫伝えたつもりになっているだけで
十分に伝わっていないのではないか

対策としては、
⚫自習の大切さを生徒に実感させよう

そのためには、
⚫学校をあげて盛り上げながら自習が習慣になるまで取り組もう

ということでした。

私はこれはすごい気づきだと思いました。

本気になればどの学校でもできることであるけれど、
このことに集中できなくて意外と取り組まれていない
と思ったのです。

生徒の皆さん!大切なのはどれだけ自分から勉強することですよ!
先生の皆さん!学校をあげて自ら勉強する体制をなるべく早期につくりましょう!

以下はもしよろしければ
先生の皆さん向けのセミナー
http://www.humanlink.info/140116jigaku.pdf
ご都合よければ優先的にご検討下さい。



2014年1月22日水曜日

すごい事例 私学にもありました

以前に、塾の先生の取り組みを紹介しました。
できない生徒を伸ばす実践に驚きました。

今回は、私立高校の事例です。
やはり、「生徒が自分で勉強する」ことを実践しておられました。
塾の先生の事例と同じです。

自分で勉強した生徒さんたちの成果
 →なんと、『授業以外に1日最低3時間勉強する高校1年生』 らしいです。
 →このこと自体がすごい成果ですね。
 →社会人になってもハードルを主体的に乗り越えていかれるに違いありません。
↓成果の詳細はこちらです↓
http://www.humanlink.info/140122jibunseika.pdf

最初は特別な生徒さんではなかったようです。
「自分で勉強する仕掛け」をつくってやらせていたらこうなったということです。

2月にはこれらの事例研究を進めるセミナーを東京と京都で行います。
ご参加ご検討ください。
↓2月セミナー『自学自習事例研究セミナー』↓
http://www.humanlink.info/140116jigaku.pdf