2012年1月7日土曜日

選ばれる理由は授業にあった 理科C先生(4) オリジナルプリント紹介

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

早速ですが、昨年より紹介してまいりました理科のC先生の事例を紹介する4回目です。
クライマックスです。先生からいただきました資料をすべて公開します。以下をご覧ください。


「ビジュアル化×論理思考養成 穴埋めオリジナルプリント」について

インタビューさせていただいた中で、これは、生徒に思考力をつけさせるための工夫として、とても有効ではないかと思ったことがあります。それが今回の表題の内容です。以下に紹介いたします。ご参考ください。

前後関係から生徒自身が自ら考えて記入するための「穴埋めプリント」を作成しています。






例えば、考えるプロセスを図式化したもので、教科書に書かれてある文章を図式化(ビジュアル化)してみようというものもあります。すべてをプリントに図示するのではなく生徒に考えさせて記入してもらうように空欄や空白を多く設けています。

あるいは、グラフなども縦軸と横軸だけをプリントしたものを配り、授業で与えた設問に対して生徒が考えたことなどを自由に書き込めるようにしています。

教科書とノートだけでは思考過程を自由には書き込めないこともありますので、プリントを多用することで、それを生徒にやらせようとしているのです。

→模擬試験でも生徒は設問を自分なりに図式化して解法しているとのことです。図式化するとわかりやすいという効果を生徒自身が感じるだけでなく、模擬試験でも応用すれば点数につながるということも体感されているのでないかと思いました。

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