みなさん、中学や高校の学校選びをされる際にどのようなことを念頭にしておられるでしょうか。
・学習面の体制
・進学実績
・学校行事
・クラブ活動
みなさまそれぞれお考えがあるだろうと思います。
これらのことにおおいに関連することとして、至極単純なことですが、最近思いますことをご紹介します。
最近、桜宮高校の問題が世間を騒がせています。
とりわけ入試取り止めの是非が議論されています。
もちろんこのこともとても大切なことです。
そしてもっと大切なことは
『自殺にまで至ってしまった要因は何なのか』
という議論ではないでしょうか。
体罰があった時点において、
「なぜそのようなことをしているのか」
「本当にその体罰は必要なのか」などについて、
●先生と生徒、
●先生と保護者、
●先生と校長先生など、
がお互いに共有できて(知って)いればこんなことにならなかったかもしれません。
マスコミでは十分に報道されていませんのでわかりませんが、
『お互いのことを知る』
ということが十分になされていなかったかもしれません。
先日伺った大阪の私立高校では、
うまくいかない問題があれば、
『先生が家庭訪問をして話し合う』
ということを学校で決めておられるとのことでした。
そして、家庭に訪問すれば、
『先生は家庭のことがよくわかるし、
家庭は、先生が家まできてくれたということで、
先生の人柄などを安心して見ることができる。』
ということでした。
言われてみれば当たり前ですが、多くの学校では実践されていないのではないでしょうか。
(高校生になってまで家庭訪問という意識があるからなかなか実行できていないですね。。。)
このようなことを考えますと、
『お互いのことを知る』ことが大切ではないかと思うのです。
みなさんも学校選びをされる際に、いろいろな説明会などで
「貴校では先生の各家庭への家庭訪問はされておられますか?」など
ご質問してみられるのもいいかもしれません。
もう今年度は入試のシーズンですので、来年度に受験を控えた皆様へ。
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