自分の課題を
●言葉が足りないときがある(わかってもらっているつもりになる)
●ついつい自分のことを話してしまう(自分のことが好きなんですね。ごめんなさい。)
などあるのですが、
「おそらく課題であろう」という、いわゆる仮説の状態では、それを改善しようという強い意識が生まれない。
ということがあろうかと思います。
つい先日、自分をよく知る人から
●君の課題は〇〇ではないかな。
とご助言いただきました。
(その内容がとても具体的で、いままでその内容を人から言われたことがなかったのです。)
この〇〇の内容も自分の課題であろうという仮説は自分なりにはかなり強く持っていたのですが、
●その仮説がいますぐの改善すべき重要テーマである
とは自分としてはまったく考えていませんでした。
が、先の助言をもらってからは、この仮説こそ最優先課題だと自分の中ではっきりと認識することができました。
さらには、これに取り組んだら大半のことはうまくいくのではないかという道筋の想定が自分のイメージの中にはっきりと芽生えました。
自分の中では内容的には目新しい発見ではなかったのですが、この助言は自分を根底から変えてくれるものだったのです。
そして、
これは授業改善でも同じことが言えるかもしれないなと思ったのです。
授業には板書・声・指示・説明・設計・目標・確認・重要ポイントの示し方など様々な要素がありますが、大方の先生は「自分の課題はこうなんではないか」という仮説は持っていると思うのです。
が、この仮説レベルの課題意識では、なかなか改善がなされないのではないでしょうか。
手前勝手なこじつけというご意見もあろうかと予想しますが、
仮説レベルを自分の優先課題に昇格させるのに有効な1つは、授業アンケートではないかと思うです。
授業アンケートはデータ(根拠)で示されます。
うまくいっている授業は様々ある授業要素の何が成功要因となっているのか。
反対に、
うまくいっていない授業は様々ある授業要素の何が失敗要因となっているのか。
データは、こうではないかという仮説を『強く後押し』します。
教員の課題をデータで(根拠をもって)示す
ことができる授業アンケートにすることが
・教員のキャリアアップや
・学校の授業力アップに
とても大切だと思ったというお話でした。
もし貴校の授業アンケートにあまり満足されていないようでしたら、
このような視点での見直しをされてもいいのではないかという参考資料を
作成しましたので、ご参照ください。
「貴校の授業アンケートを見直す際のポイント」
http://www.humanlink.info/180219inga.pdf
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