2011年8月9日火曜日

真夏のシャワー(真夏のセッション)

夏期休暇であってもなかなか複数の先生が同じ日程同じ時間を確保するのは難しいのが現状だと思います。が、そのような中なんとか研修会を学内で開催される学校様もございます。過日は数年前からご依頼をいただいている学校様の3年目の研修を担当させていただきました。
今回は、『スクールコンセプトを考えるセッション』というテーマの研修会です。時間は10時から17時。人数は約20名。6つのテーマを設けて次々と異なるセッションを行います。例えば、「こんなクラスが最高」というテーマ。みなさんはどんなクラスを最高と考えますか?学内の複数の先生方と共に考える機会は講義中心の研修とは異なるプラスの波状効果を生んでくれます。他の先生方と響きあうことで新しい自分を発見しチームも良くなるようです。以下、今回の研修会で先生方が残された言葉を紹介します。

●新人の頃とは違う見方、考え方になってきたことに気付いた。同僚の皆様も概ねよく似た考え方を持っていることがわかり安心できた。ぼんやり思っていたことを言葉に示したことでビジョンがはっきりした。
●自分の意見は持っていても、他者の意見と比べるともっと多くの視点があることがわかり、前もってある程度コンセプトをまとめてから生徒への対応にあたることが必要だと感じました。
●当たり前のことだが、生徒のことをもっと考えないといけないと思った。
●チームで考えるといろいろ出てくることがわかりました。
●今回の研修に参加された先生方とはほぼ同じ世代でキャリアも似通っているが様々な経験をされ、多様な教育観、価値観をお持ちであることがわかった。別の世代の方だとなおさらだろう。共通項や同じ目標もあり、教師としての生きる目的、組織作り、コミュニケーションの必要性を感じた。

真夏のセッション(真夏のシャワー)で皆様もさっぽりと汗を洗い流してみませんか?


以上

2011年8月2日火曜日

1107進路指導革新セミナー 結果報告


今回のセミナーは、以下のような内容で開催いたしました。
■セミナーレジュメ
1.進学実績向上に対して能動的に取り組んでいる教員が少ないのは何故か
2.成功する「特進コース」と失敗する「特進コース」
3.大学進学実績向上のポイントは生徒の「意欲」を高めることにある
4.進学実績を飛躍的に向上させた学校の事例から学ぶ
5.進学実績(の向上)を生徒募集に結びつけるために
6.生徒を伸ばす「空間」「風土」作りが新しい私学を創出する

ご参加の皆様からいただきましたアンケートの集計結果は以下の通りです。

■ご参加の皆様からのアンケート
   ☆本セミナーへの評価(集計結果)
A.良かった      63.7
B.良い点があった   36.3

 
C.あまり良くなかった  0
D.良くなかった     0

☆自由記述ご感想
●大変参考になりました。
●参考になることばかりで参加してとても参考になりました。今まで考え違いをしていた点がいくつもあり、自分が恥ずかしく思いました。
●久しぶりに参加しましたが、以前に聞いた内容が検証されマイナーチェンジされていて参考になりました。また漠然とイメージしていた事が今回のセミナーによって何をすべきかが明確になりました。
●流行のパワーポイント等にこだわらず、正論で言葉で発信されている講師の先生の姿勢が良かったです。
●なんとなくやっていたことに、明確な定義を与えていただいたように思います。また、何ができていないのかを多数教えていただきました。
●進路指導部として、低学年指導においてどのように進めていけばよいか、参考になりました。また、何を目標に何を情報収集し、提供していけばいいのか見えた気がします。
●春にもこちらのセミナーにうかがいました。日々の仕事に追われていますが、残された任期の中で、子供たちが「これしかなかった」というのではなく「選べる」進路を指導できるようにしたいと思います。
●生徒指導と進路指導が一体の関係であることは以前から感じていたが、今日のセミナーで理論的な裏づけができたことは大変良かった。

【ご参加の皆様へ】
ありがとうございました。納得のいく活動と成果が実現しますこと楽しみにしております。

以上