2014年4月8日火曜日

スーパーグローバルハイスクール

文科省のスーパーグローバルハイスクール(SGH)の認定校が発表されました。
↓ ↓ ↓
http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/sgh/__icsFiles/afieldfile/2014/03/28/1346060_01_4_1.pdf

長くお付き合いいただいている学校が
数多く認定を受けられたのですが、
これらの学校の中心となっている先生方とお話していると
『大変だけれど充実している』という振動が伝わってきます。

●何度も何度も会合を開いて学校としてグローバル教育の在り方を議論しているよ
●この会合に出席しているとワクワクしてきてとても楽しいよ
●もし認定受けなくても高いレベルのグローバル教育は展開するつもりだよ
●文科省のヒアリングはひやひやしたけれどやることはやってきた!!
などのお話を私にされておられました。

私にお話いただいても学校にとっては特にメリットもないわけですが、
無条件に活動されていることを熱心にご紹介されるのです。

結果的には、このような学校は認定を受けられました。

『真剣さ』と『期待をしたくなる教育実践』が
文科省にも伝わったのではないかと考えます。

一方で、
チャレンジをすることさえしない、あるいは、できない学校があるのも事実です。

受験する側も振動(充実)していれば学校説明会などで
先生や生徒の様子をみるだけで、
中身の充実しているすごい学校と
共鳴する可能性は高いと思います。

普段から大変なことをかるく乗り越え充実してまいりましょう!!



2014年4月4日金曜日

募集の要諦

先日ブログで募集成果が上がったというご報告を
いろいろな学校様からいただいているというお話を
紹介いたしました。

これらの学校様が最初から生徒募集が好調だった
わけではありません。

うまくいくようになった学校に共通するのは
「不確定要素」を
「確定要素」に変えた
ということです。

例えば、
・勉強中心の学校特色を打ち出したけれど、これがどこまで効果があるか。
・前年よりも募集イベント回数を増加させたけれど、本当に効果あるか。
・デザイン重視の学校案内パンフレットに変更したけれど、あまくみられないか。
・新しいコースをつくったけれど、自校の他コースから生徒をもってくるだけでないか。
など、見極めが難しい『不確定要素』が生徒募集には数えきれないくらいございます。

これらの『不確定要素』を
「これなら大丈夫!!」と
自信をもって言えるように
見極める視点をもつこと
が大変重要と思われるのです。

そうすると、
●効果的な取り組みを
●継続的に実践でき
●継続するから外部にも認知され
●学校のファン層が拡大
するのです。

うまくいっていない学校は、
●よい募集活動などの取り組みが
●途中でやめてしまわれたり
●狙いがなんだかよくわからなくなってしまったり
という風になっているのです。

この確固たる視点をもつには
●それなりの裏付けのある考え方と事例が必要になります。

一度ともに研究を深めましょう!!

ヒューマンリンク主催 生徒募集実践マスター講座
http://www.humanlink.info/140401masterall.pdf



2014年4月3日木曜日

「組織で取り組む」というのはどういうことか?

組織で取り組まないと駄目だ。
などのようにいわれることが多いと思います。
といいながら、
本当の意味で組織で取り組まれることが
本当に実現している学校は少ないのが
現状ではないでしょうか。

組織の取り組みが実現しないことの理由として、
●主体者に最初からイメージがないこと
があるのではないかと思います。

もちろんイメージは大抵お持ちであるのですが、
『具体的なイメージの保有』となると
分かれると思われます。

●そもそも組織で取り組むというのは具体的にどういうことか?
●組織内の誰がどういう実践していることを言っているのか?

先日訪問させていただいた学校には
他学園にはないすごさがありました。

学内研修のご依頼をいただいているのですが、
研修を滞りなく実施するだけでなく、
●研修実施前に、参加教員に学園としての期待を正式に伝える
●管理職が毎回参加して一緒に学習する(そして、世話役となる)
●校長、教頭だけでなく法人を含め20名の管理職が研修企画・運営に携わる
ということを心得・実践しておられるのです。

これらから、われわれは、
・研修に関わる人数の多さと
・事前準備の周到さと
・管理職もともに学ぶ姿勢
というポイントを学ぶことができます。

できていない組織が多いのですが、ポイントはその気になれば
今すぐにでもできることばかりです。
私は、本当に勇気づけられました。

また以下のことも同時にされておられるので、参考に掲載します。

●研修の議事録を毎回残す
●1年前の研修参加教員へのフォローの研修をする
●研修中に見つかった学校課題をすぐに解決する
●半年前から研修計画を練り、狙いと予定を策定する
●学園の中期計画の一環として研修を組み入れる
などでございます。

すごさを生み出すのは大きなことばかりではありません。
小さな成功ポイントを見出し粛々と実践することで大きな果実を生む
ということを目の当たりにしました。

この学校で実施いただくヒューマンリンク中堅研修
http://www.humanlink.info/131205chuuken2014.pdf