少し気が早いですが、
各学校にて実施されるヒューマンリンク型の『担任研修』が始まりました。
新年度に向けて担任研修をやるには最適な時期です。
この担任研修はいろいろな形態をとることができますが、効果の高いものとして、
●学年団全員が研修を受講する
というものがあります。
学年主任も副主任も含めて全員が研修に参加します。
講義・グループワーク・個人ワークを通じて、
「個人としての気づき」
「自己開示から生まれる充足感」
などが研修の満足感につながっていると思われます。
とくに
「自分の本当の部分を表明し、これから学年をともにする他の教員に真剣に聞いてもらえた。」
という体験は教員にとってはとても新鮮なようです。
やはり先生方皆さんは子供たちに
「こういうことをやってあげたい。」
「こういうことができるようになってもらえたらな。」
という純粋な思いを胸に秘めておられるということがよくわかります。
貴校でも「教員が自分のことを見つめなおす」という機会を
定期的に設定されることを提案します。
良い機会になること間違いないと思います。
ご参考に、弊社のこの『担任研修』で使っている
「クラス満足度と相関の高い言動因子に基づくセルフチェックシート」
をご覧ください。
とくに、6の
「一人一人の生徒の成功(部活動や学習活動での成果)を非常に嬉しそうに喜んでいる」
というチェック項目などは耳の痛い先生が多いのではないでしょうか(笑)。
ほんのちょっとした見直しですごくいい学年会になります。
●気持ちよく日常を過ごし、かつ、必要な目標をクリアする
そういう学年会を毎年つくりたいものですね。
2016年3月25日金曜日
2016年3月24日木曜日
大切なのは気持ちや発想の持ちよう
「中学3年生や高校1年生の時点で、大学入試の合否がすでに決まっている?」
高校1年生の模試の結果と大学入試の結果に相関関係があるというお話を聞きます。
センター試験で8割だった生徒の高校1年生の時の模試結果を見ると、大半の生徒は○○という模試で□□という基準を超えていた。
反対に、
○○という模試で□□という基準を下回っていた生徒の大半はセンター試験で8割を下回っていた。
このような内容です。
つまり、この話が真実ならば、
●高校1年生の時点で、大学入試の合否がすでに決まっている。
ということになります。
なんだ、やはりできる生徒は最初からできるのか、と少しなげやりになりそうな内容です。
でも発想を転換してみると、
●高校1年生までの基礎内容を自分のものにすれば希望が現実になる
ということになります。
「高校1年生までの基礎内容」が鍵を握るならばそこに注力しよう、ということで具体的な対策を講じやすくなると考えます。
ただ少し残念なのは、
「ならば高校1年生の終了までに○○という模試で□□という基準をとらせるような対策を学校全体で真摯に考えて、必要なら授業のあり方を抜本的に変えていこう。」
という学校が非常に少ないということです。
高校1年生までの履修内容はそれ以降の内容と比較するとその教科の基本となっていることが多いです。
例えば、数学Ⅰは高校1年生、数学ⅡBや数学Ⅲは高校2・3年生、のように、数学Ⅰは数学における基本であると考えられます。
だから、その気になればなんとかなるという内容なのです。
実際は学校の授業カリキュラムを大幅に変えてこのことに対応している事例は非常にまれです。
しかしこのようなことが明白なので、学校に頼らずとも、個人でその気になればいくらでもできるということです。
私はもちろん社会人になって久しいですが、今からなんて遅いとあきらめず、今からでも何か一つでも巻き返ししたいなと考えている今日このごろです。
(学校の先生方へ)
今回は模試を例にしましたが、『学内で作成された実力テスト』でもバロメーター的な役割を果たすことができます。
学力を伸ばす対策として、ご検討いただくといいかもしれません。
高校1年生の模試の結果と大学入試の結果に相関関係があるというお話を聞きます。
センター試験で8割だった生徒の高校1年生の時の模試結果を見ると、大半の生徒は○○という模試で□□という基準を超えていた。
反対に、
○○という模試で□□という基準を下回っていた生徒の大半はセンター試験で8割を下回っていた。
このような内容です。
つまり、この話が真実ならば、
●高校1年生の時点で、大学入試の合否がすでに決まっている。
ということになります。
なんだ、やはりできる生徒は最初からできるのか、と少しなげやりになりそうな内容です。
でも発想を転換してみると、
●高校1年生までの基礎内容を自分のものにすれば希望が現実になる
ということになります。
「高校1年生までの基礎内容」が鍵を握るならばそこに注力しよう、ということで具体的な対策を講じやすくなると考えます。
ただ少し残念なのは、
「ならば高校1年生の終了までに○○という模試で□□という基準をとらせるような対策を学校全体で真摯に考えて、必要なら授業のあり方を抜本的に変えていこう。」
という学校が非常に少ないということです。
高校1年生までの履修内容はそれ以降の内容と比較するとその教科の基本となっていることが多いです。
例えば、数学Ⅰは高校1年生、数学ⅡBや数学Ⅲは高校2・3年生、のように、数学Ⅰは数学における基本であると考えられます。
だから、その気になればなんとかなるという内容なのです。
実際は学校の授業カリキュラムを大幅に変えてこのことに対応している事例は非常にまれです。
しかしこのようなことが明白なので、学校に頼らずとも、個人でその気になればいくらでもできるということです。
私はもちろん社会人になって久しいですが、今からなんて遅いとあきらめず、今からでも何か一つでも巻き返ししたいなと考えている今日このごろです。
(学校の先生方へ)
今回は模試を例にしましたが、『学内で作成された実力テスト』でもバロメーター的な役割を果たすことができます。
学力を伸ばす対策として、ご検討いただくといいかもしれません。
2016年3月7日月曜日
生徒を伸ばす生徒カルテとは(学年会からの学校改革セミナーより)
3月4日に広島で行われたセミナーは反響も大きく無事に終了いたしました。
印象に残ったセミナーご参加者のご感想として
「学年会の定義が自分とは違っていて驚いた。」
というものがありました。
セミナー終了してからも、
「学校の今後の構想」などをお話いただいたり、
新しいアイデアによる
次へのステップを
イメージされた先生方が多かったのではないか
と思われます。
そのセミナーより抜粋動画を以下ご紹介します。
『生徒個人カルテ』の有用性や実際の使い方を紹介していますので、ご参考ください。
担任力診断チェックシート-A(教員個人用)
教員の皆様からも、これを使ってどんな感触だったかなど、ご感想などいただけるとうれしいです。
印象に残ったセミナーご参加者のご感想として
「学年会の定義が自分とは違っていて驚いた。」
というものがありました。
セミナー終了してからも、
「学校の今後の構想」などをお話いただいたり、
新しいアイデアによる
次へのステップを
イメージされた先生方が多かったのではないか
と思われます。
そのセミナーより抜粋動画を以下ご紹介します。
『生徒個人カルテ』の有用性や実際の使い方を紹介していますので、ご参考ください。
担任力診断チェックシート-A(教員個人用)
教員の皆様からも、これを使ってどんな感触だったかなど、ご感想などいただけるとうれしいです。
2016年3月4日金曜日
学年会からの学校改革
近年特に、若い教員の中でクラス担任の力量が思ったほど高まらないことがあるという声をお聞きすることが多くなりました。
力量が高まらない責任をその『教員本人』に帰するように考えるのが普通だと思います。
教員個人に任せると案外『改善の限界』が大きくなりません。
3月4日の広島のセミナーでは、力量が高まらない責任を教員個人ではなく『学年会』というグループ(チーム)に帰すると考えて、『学年会の在り方と機能』をどうすればいいかの考察を深めました。
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