2014年4月3日木曜日

「組織で取り組む」というのはどういうことか?

組織で取り組まないと駄目だ。
などのようにいわれることが多いと思います。
といいながら、
本当の意味で組織で取り組まれることが
本当に実現している学校は少ないのが
現状ではないでしょうか。

組織の取り組みが実現しないことの理由として、
●主体者に最初からイメージがないこと
があるのではないかと思います。

もちろんイメージは大抵お持ちであるのですが、
『具体的なイメージの保有』となると
分かれると思われます。

●そもそも組織で取り組むというのは具体的にどういうことか?
●組織内の誰がどういう実践していることを言っているのか?

先日訪問させていただいた学校には
他学園にはないすごさがありました。

学内研修のご依頼をいただいているのですが、
研修を滞りなく実施するだけでなく、
●研修実施前に、参加教員に学園としての期待を正式に伝える
●管理職が毎回参加して一緒に学習する(そして、世話役となる)
●校長、教頭だけでなく法人を含め20名の管理職が研修企画・運営に携わる
ということを心得・実践しておられるのです。

これらから、われわれは、
・研修に関わる人数の多さと
・事前準備の周到さと
・管理職もともに学ぶ姿勢
というポイントを学ぶことができます。

できていない組織が多いのですが、ポイントはその気になれば
今すぐにでもできることばかりです。
私は、本当に勇気づけられました。

また以下のことも同時にされておられるので、参考に掲載します。

●研修の議事録を毎回残す
●1年前の研修参加教員へのフォローの研修をする
●研修中に見つかった学校課題をすぐに解決する
●半年前から研修計画を練り、狙いと予定を策定する
●学園の中期計画の一環として研修を組み入れる
などでございます。

すごさを生み出すのは大きなことばかりではありません。
小さな成功ポイントを見出し粛々と実践することで大きな果実を生む
ということを目の当たりにしました。

この学校で実施いただくヒューマンリンク中堅研修
http://www.humanlink.info/131205chuuken2014.pdf


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