先日、東海地方の学校に訪問しました。
教頭先生にお時間をいただいたのですが、
「今度学校内で行われる予定の教職員研修の準備をしておられる。」ということでした。
詳しくお聞きしますと、
「本校創設者の建学の思いを今によみがえらせたい。」ということを語っていただきました。
●これまでは創設者の熱い想いを学校が忘れてしまっていて、受け継がれてこなかった。
●それを今に復活させ、各先生が生徒や保護者の皆様に熱く語れるようにしたい。
●そのために、まずは自分が研究をして文書化し、それを教職員研修で発表するんだということでした。
超多忙な中、文献研究や文書作成に取り組まれたようです。
そして、極めつけは、この学校の創設者のご子息に会いに行かれ、創設者の建学の精神をよみがえらせたいという熱い想いを語られ、創設者にまつわる文献やお話をお聞きになったそうです。
『創設者の思いや行動がなければ、学校は存在しなかった。』
『今自分たちがあるのは創設者によるものであるのだ。』
この当たり前のことにこの教頭先生は、気づき、感謝をし、身をもって示そう、とされているのです。
みなさんが学校選びをするときは、
「貴校の建学の精神について、お話していただけますか?」というご質問を学校にしてください。
その学校のスタンスが一気に明らかになります。
熱く語ってくれる学校は、本当に大切なことを胸に日頃から子供の教育に当たられていることでしょう。
勉強面などが注目される世の中ですが、このブログ読者のみなさんは、大切なことをセンターに据えて良きパートナーを見つけていただきたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿