2017年1月5日木曜日

学年通信発行の一工夫

新年あけましておめでとうございます。

今年も年初からアンケート集計や担任研修など冬期休暇ならではの予定が入っています。

今年もどんな些細なことでもご要請にお応えできるよう最善を尽くしますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、年末に学年通信についてのお話をしておりました。

学年通信はどのような段取りで発行するとより効果が高いのかというのが今回のテーマです。

「効果の高い学年通信発行の段取り」なるものがあるのか?と少し疑問に思われるかもしれません。

が、実際にやっておられる先生のお話ですので、説得力が段違いにありますので、ぜひご参考ください。

通常は、学年通信発行の担当者(通常は、学年主任であったり、任命されたクラス担任の先生であることが多い)が学年通信の原稿を作成し、教員数人で校正~発行し、生徒や保護者の手に渡るという流れであろうかと思われます。

もちろんこの流れで何の問題もないのですが、ここに『読み合わせ』という工程を追加しておられるのです。

具体的には、
・学年団に所属する先生全員で
・学年通信の内容について
・自分であればどのように生徒に伝えたいかをイメージしながら
・学年通信の内容ひとつひとつを確認する
・不明な点があればそれを全員で補い合う
というものです。

つまり、
『読み合わせ』をすることで、教員全員が学年通信を通じて発する『メッセージの主体者』になるわけです。

生徒に配布する際に、ただ配布するだけでなく、
●担任の先生が今この瞬間にぜひ生徒に確認してもらいたい内容を発信しながら、
学年通信が毎回配布されることになります。

学年の先生全員で確認しているため、
若い先生であっても自信を持って生徒に伝えることができます

実際、この先生の学年は、
行事においてこの学年は盛り上がり、勉強に対する意識や姿勢も他学年より高い数値となっています。

このように効果的なひと手間をかけることで全体の内容や雰囲気が変わってきます。

受験生や受験生を持つ保護者の皆様もこのような活動が報告されるような学校を見つけて学校選択をされるといいかもしれません。

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