先日、広島と東京でセミナーを開催しました。
私共からみて課題と思われることについて数多く紹介させていただきました。
ご参加の皆さんは頷いたりされながら最初から最後まで熱心に受講いただきました。
どの内容も今後の学校経営に生かしていただける内容になったのではないかと私どもも確認ができたいへん良かったと思われます。
その中でも特にご参加の皆さんの印象に残った内容として、
「学校の良さをアピールするときに、スローガンだけを語るのではなく、成果を語りましょう!」という内容がございます。
例えば、学校説明会などで
「新しい大学入試時代に向けて本校ではこのように今後は対応しようと思っています。
ついては、ICT機器を入れたり、新しい授業形態を取り入れたりの計画や実践があります。」
というような内容でアピールされます。
が、そのアピール内容に
「学力は入学時からこのように伸びましたよ」
というデータを伴った成果をアピールされるケースは稀であるということを指摘しているのです。
それに対して、苦笑いとともに、「その通り」と受け止めておられる先生が非常に多かったです。
ではどのようにすればこの「成果」をデータで示すことができるでしょうか。
もちろん、偏差値の伸びや進学実績の伸びなどもあります。
それも真剣に取り組んでいただきたいのですが。。
が、もう一歩踏み込んで、ルーブリックで道徳観や人間性や思考力や人間関係力を測り、その伸びを測定していく、ということを提案したいと思います。
スローガンだけをアピールするのではなく、『データを伴った成果』を示していく。
このことに本気で取り組んだ学校こそがこれから迎える新しい学力時代の担い手になっていくのだろうと思われます。
私学独自のルーブリック策定支援
0 件のコメント:
コメントを投稿