2020年7月18日土曜日

まだまだ注目校になれる生徒募集

今回は、高校を受験する側になって思ったことです。

私は、コンサルタントとして色々な学校に回らせてもらっていて思っていたのは、
・私学の生徒募集は考えられる手を尽くして佳境に入っている
・これから新しい手を施して生徒募集しても現状を変えていくのは難しいのではないか
ということでした。

説明会やオープンスクールのイベント、デザイン性の高い学校案内パンフレット、更新頻度の高いホームページ。

弊社が創業スタートした平成のはじめごろは、なかった取り組みばかり。
工夫と試行錯誤の結晶と言えるものが目白押しです。

なので、「A校はこのような取り組みがある。一方、Bはあのような取り組みがある。」というような特色が受験生側にある程度伝わっていると思っていました。

が、実際に受験する側になって思ったことは、
私立も公立も、「○○のような特色があって、高校時代にこのような体験や成長ができる。」のような内容はほとんど伝わっていない。
ということでした。

なので、学校選びをするといっても、決定打がないので、選びようがありません。
したがって、学力にあったところで選ぶ必要があるから選ぶ、というような状況でした。
これは自分だけでなくまわりをみわたしても大方このような感じだったのではないでしょうか。
(がんばりたい部活動がある生徒は別ですが)

今生徒に探究活動を求めることが多いようですが、

生徒にやらせるだけでなく、

学校も
●良い教育、良い学校、絶対に入りたいと言わせる学校づくり
に向けての探究活動に邁進する時期なのではないかと思いました。

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