2020年7月3日金曜日

竹をわったような生徒募集

生徒募集というのは、うまくいかなくなると、どんどんうまくいかなくなる傾向があります。
懸命に努力してやっているのに、あんまり成果が上がらないな、ということがよくあります。
それどころか、横ばいであったものが、2~3年単位でまた減少になってしまいます。

反対に、うまくいきだすと、そんなに特別なことしてないのに、受験生入学生が年々増えていくのです。この少子化の時代でも、関係ありません。

何がこれをわけているのでしょうか。

今日、思いましたのは、
・「HPや説明会やパンフレットなど生徒募集のあらゆる場面で、竹をわったようにわかりやすい表現をしている」
ことの重要性です。

わかりやすい表現ばかりの学校は、学校選択する側からしますと、その学校のことがイメージしやすいのです。
イメージしやすいということは自分(や自分の子供)がその学校で活躍する姿もイメージしやすいです。

反対に、まじめに説明したり、長い時間をかけて説明したり、というのは一見説明する側からすれば、ここをわかってほしいという思いの表れなので、良い面もあるのですが、学校選択する側からみますと、少し敷居が高いように感じるのかもしれません。

・努力している点はわかった
・勉強をがんばっている点はわかった
・成果があがっている点はわかった
・が、
・少し大変そう
・うちの子はやれるかな
という気持ちになりやすい側面があると思います。

私どもが支援している学校の中で生徒募集で成功している学校がどのような表現をしているかを調べてみました。

それらの学校の表現で出てくる言葉を拾いました。

・可能性
・挑戦
・楽しさ
・喜び
・夢
・希望
・○○大好き
・前に進む
・目標
・本気
・真っ向勝負

このようなHPやブログなどを拝見していると、なんだか元気になります。
難しい、説明が要る、少し重めの内容などは、まったくありません。

説明会などでどのように学校紹介をしておられるか、私には簡単に目に浮かびます。
「・本校はこれらのことを意識し、みんなで取り組んでます。
・私たちはまだまだできるのではないかと思っています。
・みなさんも本校に入学し、一緒に真っ向勝負しませんか。」

このような感じだと思います。
さあ、みなさんも、考えすぎないで、今すぐ真っ向勝負しましょう

0 件のコメント:

コメントを投稿