2013年11月27日水曜日

自習の時代

先日9時からのNHKのニュースで、
「授業改革」という特集がありました。
佐賀県武雄市の小学校での「反転授業」が取り上げられていました。

日本の学校の授業では通常先生が講義を展開して授業を行います。
家庭ではその復習や練習問題の学習をします。
この役割を逆転させようというのです。

タブレットなどで基礎的な説明をうけ家庭で事前学習をします。
学校では4人ぐらいのグループをつくりわからなかったことなどを
教えあったり、理解を深める話し合いをします。

従来型では理解を深めることが子供個人に任されていて、
これが学力差につながっていたという反省にこたえる
取り組みなのです。

つまり、
子供たちが自習をする、ということがテーマになっているのです。
でも現実は授業外勉強の時間は少ない子供たちが多いです。

私が訪問した学校は、教科書とは別の教材システムを生徒たちに
提供して、生徒たちがそれをやらないといけないシステムをつくって
やらせていました。
進度表を示す、成績にも反映させる、などです。

すごいのは、
卒業した高校3年生ができなかったレベルの問題を
「今の高校1年生はやすやすとできる」というのです。

⚫やはり教えてもらうだけでなく
⚫自分で考えて四苦八苦しながら
⚫問題にチャレンジしていくことが
学力アップにつながることを
改めて痛感させられました。

「自習を生徒が必然的にやってくる仕組み」を
なんとしても導入したい
と思いました。


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