2020年6月12日金曜日

学力向上 方法を思いつく必要はない

最近特に感じるのは
●中高生の勉強への姿勢がこれで本当に大丈夫なのか
というものです。

5年ほど前まではいろいろな学校や教員から質問をうけました。
「最近の生徒はあまり授業外で勉強しない。
どうしたらいい?
他の学校ではどのようにされているの?」
とよく聞かれたものです。
授業外での勉強時間が不足していることに危機意識があったように思われます。

今はこの質問を受けることはほとんどありません。
生徒の勉強への姿勢が向上したわけではないと思います。

これまで生徒に何度も働きかけて働きかけても、先生が望むような結果が出なかったから、最近の子供たちの風潮はこんな感じかな、という風に学校側が甘んじてしまっているように感じます。

でも、このテーマは結果が出ないからといって受容するような内容ではないと思われるのです。

逆にいえば、このことについて真剣に話し合って少しでも生徒を目覚めさせたら他校にはない成果を上げている学校になるということかもしれません。

具体的に効果のあがる方法が思いつかなくてもいいと私は思います。
『とにかく、これは危機的な状況である。』
と現状は危機的状況であるということが教員間で共有されればいいと思うのです。



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