今日に思いましたのは、今回の緊急事態宣言後の学校の取り組みについてです。
どの学校も授業の遅れを取り戻すために急ピッチで授業が行われています。
予定されていた行事もほとんどを中止にされています。
学習の遅れの挽回についての取り組みばかりお聞きします。
そこで1つ思いましたことは、
●コロナで経験したことは学び(言葉)に変えなくてはいけない
(生徒ひとりひとりの本人のやり方と言葉で)
ということです。
具体的には、
●今後の人生に生かすようにコロナ生活で気づいたことを振り返る
といいのではないでしょうか。
例えば、生徒が振り返るための質問をあらかじめフォーマットした用紙を用意してそれに答える形にするというのは1つの方法かもしれません。
質問(案)
・コロナではどのような生活をしたの?
・コロナでの自宅待機生活で印象に残った出来事はある?
・そのような体験から気づいたことは?
・その気づきに近い「ことわざ」や「格言」はどんなものがある?
・その気づいたことを今後に生かすために意識したいことは何かな?
・これからどうやって生活したい?
などでしょうか。
生徒はこの苦しい期間にいろいろなことを体験し、思ったことでしょう。
それを振り返って気づきとして保有することはとても大事なことのように思います。
急ピッチで授業を繰り返すだけでは、コロナ生活をしていた時に感じていた大切なことを生徒は早々に忘れていってしまうかもしれません。
授業はもちろんとても大事ですが、『コロナで気づいたことの振り返り』は、やはりやっておかなくてはいけない取り組みのような気がしましたので、ここに記させていただきました。
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