2020年6月19日金曜日

自分の当たり前は当てにならない

私は通勤は電車を利用しています。今回話題にしたいのは、昨日の帰宅するときのことです。
自分が乗車するときには、自分が乗る駅を始発とする電車でしたので、車両の窓が1つも開いていませんでした。

私はコロナ対策のことを考え、すでにすわっている隣の人に「開けてもいいですか」と聞いて、その人も目でいいよと言ってくれた感じがしましたので、窓を開け、すわりました。

そうしましたら、さきほど私が確認をしたその隣の人が、自分が座った瞬間にさっと立ち上がり私が開けた窓を閉めてしまったのです。

その車両はまったく窓が空いていなかったので、やはり開けようと思い、その人から離れた場所で窓を開けました。

このような人もいるものだなと思ったのですが、もう1つ思ったことは、

コロナ対策はかなり入念にしているつもりだけれども、
自分たちは知らず知らずに
自分の感覚で判断してしまっているかもしれないな
ということでした。

窓を閉めた人はコロナ対策を怠っているわけではありませんでした。

お顔をみるとしっかりとマスクをしていました。
そしてそのあとには消毒液なようなもので洗浄もしていました。
なのに、「換気は必要ない」と思われたようです。

コロナは未知な存在だからこそ、素人が勝手に判断するのではなく、やはり専門家の人たちでおっしゃっている安全対策はすべてやるべきだと思うのですが、換気は必要ないと判断する人もいるのだと思ったのです。

たしかに、私が利用する沿線の電車は他の沿線の電車よりも窓を開けている率がとても低いです。
ほとんどの車両の窓は空いておりません。
私は自分は安全対策として当たり前と思っていたのですが、窓が開いている率の方が低いのです。

自分の感覚が当たり前と思うのはよくないな。
コロナは未知な存在なのだから、気をつけているつもりでも、
どれだけ未知なのかについて、自分もまだ十分でないところがあるかもしれないな
と思った出来事でした。

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