2012年7月2日月曜日

授業アンケート 改善のための大切なポイント

定期テストの時期ですね。先生も生徒さんも忙しくされておられると思います。


この1学期が終了するころの節目として、授業アンケートを実施される学校が近年は多くなってきました。


弊社としても忙しい時期です。


私学の先生からよく聞かれることの一つとして、
「授業アンケート実施後の検討をどのようにすればいいか」
というものがあります。


あまりうまくアンケートを活用できていないという学校の特徴として、
●「結果データを各教員があまりみていない」
というものがあります。


反対に結果が向上する先生の特徴は、
●「結果データを感情を入れないで『みる』ということ」
をしておられます。


ということから、難しい分析などももちろん大事ですが、
まずは、誰でもできる
★結果データを詳しく「みる」ことがポイントの一つだと思われます。


ですので、教員が結果データを「みる」ということをシステム化すれば、必然的に「みる」ことにつながりやすくなります。


ご参考に弊社が使っている「授業アンケート後の検討(分析)シート」を2種類紹介します。


1枚目 授業アンケート結果分析シート①
http://www.humanlink.info/kousatu1.pdf
「結果を正確にみないとかけないシート」になっています。


4枚目 授業アンケート結果分析シート④
http://www.humanlink.info/kousatu4.pdf
「具体的にどのような工夫や改善をするのかを検討するシート」です。


多くの場合、「アンケートで気づいたことは何ですか?」「これからどのようにしたいと思っていますか?」という2点を中心に書いてもらう学校が多いと思いますが、教員によって書かれる中身に差が出てしまいがちだと思います。


より効果を上げるためには、


①感情を入れずに客観的にデータをみること
②改善の方法を深く考察すること


のこの2点を実現するシステムがポイントなのかもしれません。
感情を入れずにみると、ストレスが発生せず、自分の課題を自覚できることになります。
2・3年でやめてしまうのではなく、10年など長期にわたって授業アンケートを継続することが大切です。余計なストレスは発生しない方がいいです。


弊社が存じ上げている学校でも5年以上継続されている学校は、例外なく、
●実施初年度との比較で驚くような数字を残れています。


やはり「継続は力なり」でしょうか。


多くの学校があまりやりたくない授業アンケートこそ、
意義のある方法で、かつ、楽しんで取り組みましょう!!


成果はおのずと高まるでしょう。

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