2012年7月6日金曜日

募集の原点 「選んでもらう」「出来ることはすべてやる」

数日前、NHKの番組プロフェッショナルをみていましたら、マグロの一本釣りの漁師さんでした。
再放送なので今回見るのが2回目です。


HHKプロフェッショナル仕事の流儀【山崎倉マグロ漁師一本釣り】
http://topicsnow.blog72.fc2.com/blog-entry-1245.html


過去には何年もの間、マグロがまったくあがらないということもあったそうです。
水温や潮の流れなどが影響しているのでしょうか。
自然が相手なので、どうなることはわかりません。
マグロがあがらなければ収入はゼロ。
それでも、マグロ釣り一本で生計を立ててこられた方でした。


またすごいことをおっしゃるのです。


マグロを釣るのではなく、
マグロに選んでもらう
そのために
出来ることはすべてやる


謙虚さを表現する究極の言葉だなあと思いました。


そして、この現代においては、学校にもあてはまることだな、と思いました。


生徒や保護者に選んでもらう
出来ることはすべてやる


こういう学校があれば、集まること間違いないでしょう。


けれど、組織になるとなかなか「すべてやる」のが難しい場合があります。


「出来ることはすべてやる」の主体は、【学校】であるのが理想であるけれど、
現実的には、【先生(大人)個人】から始めることではないかと思います。


1人の先生(あるいは、関係する大人)が
マグロを釣るのではなく
マグロ(生徒・保護者・地域)に選んでもらう
そのために
(個人で、できる仲間内で)出来ることはすべてやる


これであれば、誰でも始めることができます。


さらには、日本には助ける文化があります。
懸命にやっている人と一緒に為になることをしたい、
というのは普通の感情だと思います。
周りの人が一緒にやるようになると思うのです。


そして最後に、わたし自身このような謙虚さに胸をうたれました。
そして、自分のクロダイ釣りもこれでいこうと思いました。(笑)


クロダイに選んでもらう
出来ることはすべてやる


実行する物事の量は多くなるけれど、モチベーションが上がります。

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