2012年7月18日水曜日

学校における授業アンケートの意義を想い起こす

過日に私立学校の皆様にお願いしましたアンケートの結果をご報告申し上げます。

●授業アンケート動向調査ご報告
http://www.humanlink.info/120718kekka.pdf

また、今回は埼玉の淑徳与野高校にて26年間校長をされた川端幹雄先生ご執筆の「私学経営実務シリーズ⑤」より抜粋文書をご紹介いたします。ご参考ください。
『授業のブラックボックス化』を防ぐには授業アンケートが有効であると力強く述べておられます。

●川端先生からのご助言
http://www.humanlink.info/120718kawabatateacher2.pdf

●今回の調査結果の考察
A.授業アンケートの実施状況についてでは、「学校全体で実施している」と回答している学校が、全体の73.8%となりました。  ヒューマンリンクの予想では、「1部の教員が有志で実施している」に回答が多いではないかと予想していましたが、この点  弊社の予想よりも「全体での実施率」は高かったと言えます。

 B,学内システムか、外部機関か?についてでは、「すべて学内で実施している」と回答する学校が全体の65.1%となりました。  学内の取り組みでやっていこうという学校が多い一方で、外部機関を利用される学校が35%あることもまた事実です。

 C.授業改善の有無(学校自己のご評価)についてでは、「改善数値がでている」約50%「改善数値が出ていない」約47%となり  成果への自己評価は2極化していることが明らかとなりました。

 D.授業アンケート今後に向けてのお考えについてでは、「現状のままでいこうと考えている」が、25%にとどまりました。  なんらかの形で改善を進めたいというご意向の学校様が多いことがわかります。

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