B先生の授業を工夫された事例を紹介するコーナーの2回目です。
今回は、B先生のデータ と 「板書・ノート指導アイデア」 という内容です。
B先生(社会科、地理・歴史科)
「生徒に思考力をつける授業」の好例
●B先生のデータ (高等学校担当クラスのデータ)
授業満足度 | 06年 | 07年 | 08年 | 09年 | 10年 |
学力向上 | 48% | 47% | 51% | 57% | 63% |
※上記各項目の%数字は、単純な構成比を表すものではなく、各項目を調査するための4つの選択肢のプラス評価(選択肢1回答と2回答の比率の合計)-マイナス評価(選択肢3回答と4回答の比率の合計)という計算式から算出されたもの。
●難しい漢字は一画ずつ色を変えて、板書の字を書く。
漢字を覚えられない生徒がいるので、それの解決策として考えた。
中学生にはとくに有効である。
意識をしてその文字をみたり、書いたり、するようになる。
●色チョークを4色使う。
白 → 通常の板書
黄色 → 重要事項
赤色 → 最重要
緑色 → 旧帝大や早慶を考えるなら、重要。
●ノートの使い方指導を行う ①
通常よく使われるノートとして、A4サイズのものがある。
これでももちろんいいのであるが、コクヨのB5サイズのノートはよりいい。
分厚くなく、軽い。持ち運びによくフットワークがよくなる。なにより使いやすい。
枚数も普通は40枚あって少し分厚い。けれどもこのノートは30枚で薄い。
値段も少し安い。
1年に1冊ではおわらないけれど、新しいノートを使うようになると気分も変わる。
ちょっとした達成感もある。
ちょっとしたことであるけれど、重いと他の教科のものを含めると結構な重さになる。
重さが気になることで障害になることもあるかもしれない。
このノートは、B5版を少しだけ大きくしたサイズでとても使いやすい。
少しだけ大きくなっているため、B5のプリントを貼るのにとてもいい。次回もB先生のお取り組みを紹介します。
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