2011年11月21日月曜日

英語教授法

英語は授業アンケート後の討議や進学指導での話合いで、
よく意見が分かれ話合いが難しくなる場合があります。
英語の指導法がそれだけ多くあるということなのでしょう。

以前、英語科の先生に「英語の教授法についてわかる資料はないですか。」
と聞きますと、「サルでもわかる なんちゃって英語教授法」という資料を送っていただきました。
わかりやすかったので、ご紹介いたします。







スライド中で引用した学説に関する文献は、田崎清忠編(1995現代英語教授法総覧大修館書店、を参照ください。また、望月昭彦編著(2001新学習指導要領にもとづく英語科教育法大修館書店、も参考にしています。


(文中の言葉の説明)
•行動主義心理学:言葉は新しく習得するもので、言語教育は新しい習慣をトレーニングにより定着させるためのものである。
・構造言語学:人間には元々言語能力があり、文脈や背景知識(スキーマ)からその意味を理解する。このとき目標言語に特有なパラメータをリセットすることが言語教育の目的と考える。
•Direct method /gouin,phonetic,berlitz 外国語のみで教える、文法は帰納的方法で教える、言葉は母語と同じ方法で習得される 入門期の指導には有効だが、ある程度の母国語の使用や系統的文法指導の導入が必要
•phoneticなど発音記号をまず教えるのは、「英語が読める」という自信をつけさせ、英語学習に対する情意フィルターを下げる効果がある。情意フィルターを下げることがインプット仮説では大切な条件。
•oral method 規則(体系,code)と運用(speech)を区別した 両者を統合しようとしたパターンプラクティスは今日なおその有効性を認められているが、学習者が受身になることや、リスニング時間(インプット)が少ないなどの点を克服する必要が生じてきた。



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