2018年1月24日水曜日

ルーブリックが確実に拡大中!!

ヒューマン・リンクでは以前から推奨しているルーブリックについて研究をしているという学校によく出会うようになりました。

見えない学力を測定するルーブリックを導入する動きが確実に拡大していることを感じます。

先日も
「ヒューマンリンクのセミナー内容を参考にして、色んな学校の先生が集まってルーブリックの研究会を開いています。」
というお話をお聞きしました。

これまでは教育成果として評価してきたのは、
●教科学習に関する学校での成績(テスト、成績表)、そして、偏差値などが
あげられると思います。

一方、このルーブリックは、テスト、成績表、偏差値意外の領域を確認することができるようになります。

例えば、以下のような内容です。

【弱者(弱くされている人)に対する配慮ができる】
①身近に困っている人がいることに気付いても見て見ぬふりをすることが多くある
②身近に困っている人がいることに気付けば、「大丈夫?」「頑張って」などの声掛けはするが、多くの場合、一緒に問題を解決してあげようとまでは思わない
③身近に困っている人がいることに気付けば、相手を気遣った声掛けだけでなく、一緒に問題解決に向けて取り組もうとすることが多くある
③に加え、世界中の弱者のことを気にかけ、自ら進んでニュースを見たり、情報を集めたりしている
④に加え、世界中の弱者のために何ができるかを周囲の人と議論をしたり、今の自分にできることを模索し、その中で気づいたことを既に実行している

このようにすると、先生みなさんが日頃生徒にとって大事と思っておられることを調査できるのではないでしょうか。

新しい大学入試になることを受け、新しい学力観が台頭してきています。
先生みなさんが大事と思っていることに取り組むことは、新しい学力観に近づくのではないかと思われます。

地方の学校は、まだ新しい学力観に対して躊躇があるように感じております。
確信がないものに邁進する必要はまったくありませんが、確信がもてるものの中に新潮流に合致するものも必ずあると思います。

それをいち早く発見いただき、学校として力強い歩みをしていただきたいと思います。

これに関連するセミナーを東京と広島で開催します。
↓よろしければご検討ください。↓


0 件のコメント:

コメントを投稿