2018年1月29日月曜日

流れを呼び込む学校(人物)になりたいですね

先日、テレビでバスケットボールの試合を見ました。
バスケットは試合の流れが大きく影響するのだな、と強く思いました。
バスケットは第一クオーターから第四クオーターまでの合計得点で争います。
見ていた試合は、第一、第三は勝った方のチームの流れ。
第二、第四クオーターは負けた方のチームの流れでした。
第四クオーターが始まった時点で、20点以上の差がありましたので、
「これはほぼ勝負あり。接戦を期待したけどそうはならなかったな。」と
思いながら、最後のクオーターの中継をぼーとみていました。

そうしましたら、負けている方のチームが得点をどんどん重ねていくのです。
それまでの流れがガラッと変わったのが素人でもよくわかります。
逆転はしませんでしたが、20点以上あった差が5点ほどまでに詰まり、
まさに接戦となり、私の試合途中の感想は見事はずれたのです。

それまでことごとく外れていたシュートがおもしろいように入っていくのです。
技術は高い選手ばかりなのだから、この分岐になるのは、技術でないのは明らかです。
私は
この分岐はほんのちょっとのことなんだな~、と思いました。

でも、さらに考えました。
この“試合の流れ”を生み出しているのは一体なんなのだろう、ということをです。

そして、私は、“リラックス”ではないか、と仮説を持ちました。
合気道などの武道の達人は、力が抜けている状態が最強である、と言われます。
つまり本当にリラックスしている状態は強いということです。

先のバスケットの試合で言えば、
●負けている方のチームは、第三クオーターまでは、「こんなはずではない、なんとかしなければ。。。」ととても必死に(力んで)試合に臨んでいるように見えていましたが、最後の第四クオーターになって、半分は私が持った感想のように、点差を考えチームがいい方向に開き直ったのかもしれません。
●そして、相手チームには、反対に「これなら大丈夫」という安心感のようなものが深い真理では芽生えたのかもしれません。

その結果、これまでの緊張状態からリラックス状態に移ったと言えるかもしれないな、と思いました。

確かにスポーツで本当に強いチームは選手はリラックスしていることが多いですね。
例えば、近い例では、
2017年プロ野球セ・リーグで目立ったDeNAは、監督が選手を信頼している感が伝わってきました。
うまくいかない時期が続いても自分(監督)が見極めて出場させた選手は、すぐに交替させるのではなく、基本起用し続けるという監督のスタンスがありました。
そうすることで、
●選手はリラックスしてプレーできる
●そして、結果も出やすい。
と私は感じました。

もしこの『リラックスが重要』の仮説が本当に近いものなら、このことはいろんな場面でも適用できるな、とも思います。
●先生の生徒への教育の場面
●上司と部下の信頼関係
●学校説明会での学校のスタンス
などです。

学校説明会での学校のスタンスは、単純に言えば、リラックスして学校紹介してくれる学校と堅い雰囲気で学校紹介してくれるとではどちらが入学希望が高まるかということです。

今日は、
●リラックスは最強を生み出す、のかもしれないという私の仮説でした。

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