2018年2月10日土曜日

『1人』が現状を切り開くというアイデア

たいていの学校は、
生徒の成長について、学校が全体的に責任を負っているというのが今の各私学の状況です。

学年会・校務分掌など、各組織がありますが、どの組織が生徒成長のどの領域に責任を負っているのかをもっと明確にするというアイデアです。

例えば、
進路部は、進路希望の向上(だから、数値的にはセンター試験受験者数〇〇%向上)
学年会は、人間性の向上(だから、ルーブリックを策定し、それに関する数値〇〇は必達)
など。
その部署は絶対に達成してやろう、と野心を持つのです。

そして、さらには
その部署の誰がその数値達成の責任者なのか、その「一人」を決めないといけないというアイデアです。

まずはグループの責任領域を明確にし、
次はそのグループ内の誰が最高責任者なのかを明確にするというものです。

グループで責任を負う形だと、思ったようにいかなかったときにも、グループメンバー各々は「自分ではないよね。」という風に思ってしまいがちです。

だから、「一人」を決定しないといけないというアイデアなのです。

そして、責任と相応の「権限」も持ってもらいます。

そうすると、その領域ごとのスペシャリスト『教員』がもっと育ってくると思いますし、入学時よりも伸びる生徒がたくさん輩出される『学校』がもっと数多く出てくるのではないでしょうか。

昨今の私学を取り巻く環境をみてこのようなことを強く感じました。


私学先生方! 一緒に勉強しましょう!!
中堅教員研修会オープン講座2018【博多・岡山・名古屋・東京・福島】

0 件のコメント:

コメントを投稿